パン工房 ときわ堂 食彩館 | 足立区のパン屋さん 台東区のパン屋さん

足立区のパン屋さん 台東区のパン屋さん

フリーアナウンサー篠崎 菜穂子が、足立区、台東区など下町のパン屋さんを紹介します。

ベル2009年2月27日(水) 

ケーブルテレビ足立「トピため」でご紹介しました音譜


音譜まだ更新途中ですあせる


いつ行ってもお客さんがいっぱいの大人気の「パン工房 ときわ堂 食彩館」さん。

足立区のパン屋さん 足立区のパン屋さん

創業54年という老舗のパン屋さんです。
足立区のパン屋さん

店内は立ち尽くしてしまうほどの種類豊富なパンが並びます。

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ディスプレイも清潔感いっぱいのおしゃれな雰囲気
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現在の社長である塚本 雅之(つかもと まさゆき)さんのお父様、塚本 敏夫(つかもと としお)さんがパンと和菓子のお店をオープンするために、取手から上京し、始めたのが現在のときわ堂さんの始まり。一番はじめに焼き始めたのが今も大人気のコッペパンだったそうです。


その後、雅之さんが洋菓子とパンの学校を卒業してお店で働くようになり、パンを敏夫さん、ケーキを雅之さんが担当していたそうです。

そして今から10年ほど前、敏夫さんが引退するのをきっかけに、お店を改装パンの専門店として雅之さんがパンを焼き始めました。その際に「ときわ堂」の名前も現在の「パン工房 ときわ堂 食彩館」に改名しました。当初は全く別の名前にしようという案もあったそうですが、やはり馴染みのある「ときわ堂」さんを残すことになったとか。ちなみに「ときわ堂」さんは敏夫さんが命名する専門家の方につけて頂いたそうです。


現在は奥様の塚本 喜代美(つかもと きよみ)さんが販売とサンドイッチの製造を、娘の林 有里佳(はやし ゆりか)さんもお店で販売を担当しています。有里佳さんはベーグル専門店に1年弱働いた後、ときわ堂さんで働き始め、現在4年目だそうです。
その他、ときわ堂さんにはスタッフが総勢24名。製造、サンドイッチ担当の方が常時8名、販売担当の方が6名働いています。


お客様はほとんどが常連さんで、毎日同じ時間に来て同じものを買っていくお客さんが多いそうです。土日、雨の日は意外に男性のお客さんが多いのだとか。


色々とサービスも実施しています。

スタンプカードは500円ごとに1つスタンプを押して20個で500円引きになるそうです。

また携帯のメールマガジンに登録すると、イベントや新商品のお知らせ、サービス情報が届くほか、登録時になんと食パン一斤プレゼントのサービスもあります。また誕生日月には20%OFFになるなど嬉しい特典がいっぱいです。

そんなときわ堂さんの特徴は何と言っても「パンの種類の多さ」。

120種類前後もあるそうで、思わず目を奪われて立ち尽くしてしまうほどです(笑)。

毎月10種類近く新商品を出しているそうで、そのアイデアの出し方を伺うと、毎月、製造スタッフの社員の方4名が8分野あるパンのそれぞれのアイデアを提出するそうなんです。フランスパン系、菓子パン系、ドーナツ系、デニッシュ系、クロワッサン系、調理パン系、焼菓子系、その他。そしてその中で優れたアイデアを商品にするそうです。その他、季節の定番商品もあります。


もちろん昔から定番のコッペパンチョココロネたまごパンなどは健在で、その新旧のパンが両方楽しめるところがときわ堂さんの魅力になっています。


特にコッペパンにサンドするものをその場で塗るサービスは珍しがられるそうで、現在も7種類の中から選べます。

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あんこ、カスタード、黒蜜の3つはお店の手作り、それにマーガリン、イチゴジャム、ピーナッツ、きなこがあります。

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片面ずつ違ったものを塗るのもOKで、組み合わせは49種類。う~ん、迷う・・・。
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塗るものを別で持ち帰ることも出来ます。
足立区のパン屋さん
値段はコッペパン自体は95円。つけると、あんこ以外は157円で、あんこだけは片面に付き、これにプラス10円されるのだそうです。

一番人気は「あんこ&マーガリン」。林さんのお勧めは「黒蜜&きなこ}だそうです。私も「黒蜜&きなこ」を塗ってもらいました^^皆さんもお気に入りの組み合わせを探してみて下さい。


また同じコッペパンを使用した「コロッケコッぺ」はお店の1番人気

その他、中身のカレーもお店で作っている「カレーパン」はおすすめで、辛口はかなりの辛さなのだそうです。

サンドイッチも種類が多く、もちろんすべてお店で作っています。

コロッケパンに使用しているソースはお店の手作りで、夏はさっぱり系に、と夏と冬で味を変えているのだそうです。

ちなみに他のパンもすべて常にレシピは少しずつ変えていて、日々、さらに美味しくなるように考えているのだそうです。

そんな風に、サンドイッチ類もすべてお店で作っているので、お子さん向けのカラシ抜きのサンドイッチなどお客様のリクエストにも早めに言うと対応して下さるそうです。

またパーティー向けの「カメサンド」なども作ってくれます。


また雅之さんがお菓子を作っていたので、シュークリームタルト系などのお菓子系も洋菓子屋さんに決して引けをとらない美味しさなのだそう。

デニッシュ系も種類豊富でこの「ガナッシュショコラ」(¥189)はデニッシュ生地にチョコバターなるものを折り込んで作っているので、生地もダークなココア色。中には自家製カスタードクリームとガナッシュクリームが入っています。


ちなみに隠れて人気があるのは「ラスク」。私もしっかり買いました。写真を撮るのも忘れて食べてしまうほど止まらない美味しさです。


またときわ堂さんでは閉店間際に来たお客さんにも用意出来るように、毎日閉店時にパンを80個残すようにしているそうなんです。その為に午後1時と4時に残り数をチェックしているそうです。「お客様に満足して帰って頂きたい」という気持ちがヒシヒシと伝わってきます。


製造の田中 聡(たなか さとし)さんにパンについて詳しく伺うと、酵母はイースト巨峰種の天然酵母を使用。天然酵母はクロワッサンとフランスパンに使っています。作れるものはなるべく手作りしているそうで、あんこやクリーム類、黒蜜やカレー、ソース、メンチカツなど、本当に手作りのものが多い
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そんな田中さんは「ありきたりではない見た目もきれいな他にはないパンを焼きたい」そう。お客様にたくさん迷ってほしいのだそうです(笑)。


お客様どうしのコミュニケーションの場にもなっている「ときわ堂」さん。そんな光景を林さんはとても嬉しく思っているそうです。毎日来て下さる地域のお客様が飽きないように、ディスプレイを季節ごとに変えたり、イベントやプレゼント企画なども常に考えているそうです。

そんなお客様への愛情あふれる心配りがときわ堂さんの人気の秘密なのかもしれません。

種類豊富なパン、さらに美味しいレシピの追求、手作りすること、最後の残り数の管理、ディスプレイへの配慮etc・・・すべてがお客様への思いから、なんです。


子供さんから年配の方まで、誰もが選べるパンを置いていたい。そしてこれからもそれぞれのお客さんにとっての「1番のお気入りのパン」を見つけるお手伝いをしていきたい」という林さん。また「そんなパンを作れるお店」で在りたいそうです。さらにパンを美味しく食べてほしいので、食べ方の提案などもしていきたいそうです。


そんな林さん自身にとってパンの存在とは・・・

食べるのはもちろん選ぶのも楽しい。パンってそんな風にとても幸せな気持ちを与えてくれるものです。」

足立区のパン屋さん

その気持ち、すっごいわかります!!


アクセスは西新井駅から徒歩13分、もしくは北千住からバスで15分程度です。

食パンパン工房 ときわ堂 食彩館


住所 足立区興野1-11-8

電話 03-3848-2255

営業日・時間 水曜、第3木曜休み AM8:00~PM7:30