阿部由里です。
以前、ブログで「幻のハナキン」について書いた。
エレベーターで一緒になった男女の会話。
「いやぁ今はハナ金なんてないもんねぇ。」
「最近の人はそもそもハナ金なんて言葉しらないから」
私共のオフィスの近くの会社の方たち。
途中から私に声をかけてきた。
「御社はいつも忙しそうですね。
あの女社長さんもそうだし、皆さんバリバリの
キャリアウーマンって感じで」
「ありがとうございます。
うちもハナ金ありませんから!
でも忙しく仕事ができることは有り難いと思ってます。」
「社長さんは幸せねぇ。」
朝倉とタクシーに乗って別れたあと、同じような会話になることがある。
忙しくて大変だねぇ。
たいていそう言われます。
そのたびに
「おかげさまで」
「忙しく仕事があることはありがたい」
いつも同じように言葉を返す。
いつからか意識して言うようになる。
本当にそう思える自分。
そう思いたい自分。
そう唱えることで奮起する自分。
会社を意識して言ってる自分。
ところで・・・
ハナ金という言葉を知ってる世代ってどこまでなんだろう?
田舎娘の私は東京で働いたら、ハナ金という名の楽しい時間が
自分も経験できると思っていた。
しかしそんなハナキンって幻だなぁ・・・
あれはドラマの中の世界ですね。
憧れたハナ金と少しカタチは違うけど、楽しい時間を過ごせるときもある。
明日への活力になる時間。
仕事ができるハナキンも、自分にとっていい時間。
皆さま、よい週末を!