週末は日本酒とともに (2) | 今日は何を飲む?

今日は何を飲む?

二人揃ってお酒好き!の夫婦が、行った店や好きなお酒、食べたツマミ等々、
お酒に関係することなら何でも話します~。

0709-5


さて、この日飲んだ日本酒の紹介です。

一本目が「羽前白梅 百花吟醸」
二本目が「楯野川 中取り純米吟醸 山田錦」

意識したわけではなくて、結果山形のお酒が二本になりました。
こういう偶然も面白いですね。
ちなみに楯野川はともかく、羽前白梅は飲んだ記憶がないです。

羽前白梅は鶴岡市にある「羽根田酒造」で造られている日本酒。
創業が文禄(1500年後半)という400年以上の長い歴史を持つ
蔵元です。全品無炭素濾過、昔ながらの槽(ふね)を使った
手間のかかる搾りの方法
など、細部にわたって徹底した
こだわりを通しているようです。

百花吟醸美山錦を用いていますね。
フルーティーな吟醸香が漂って、喉越しも軽快でキレもある、
そんな感じでしょうか。とは言っても軽いわけではなく、
しっかりと口の中で旨みは感じます。

4合瓶で1260円と価格もリーズナブルでよいかなと思います。


0709-7


楯野川の方は飽海郡平田町の「楯の川酒造」で造られています。
ほぼ全ての銘柄が小仕込み(吟醸、純米吟醸は総米750kg・
大吟醸は600kg)、上槽後すぐに瓶詰め、瓶火入(熱処理は生の
まま瓶に詰め、そのまま1本1本を湯煎方式で行います)という
きめ細やかな造りをしているとのこと。


この中取り純米吟醸は、兵庫県産山田錦を使用しています。
楯野川の中取り純米は他にも美山錦出羽燦々がありますね。


こちらの味は、柔らかな旨みがあり時間が経過するについて
味が出てくる感じ
がします。口の中でしっかりと旨みを感じ、
後味も感じられます。
口開けよりも翌日の方が味がのっている気がしました。


どちらもまた飲んでみたい日本酒ですね。

同じタイプだけでなく、違うのも試したいです。



羽前白梅 百花吟醸


精米歩合   :50%

アルコール分 :15度以上16度未満
醸造      :羽根田酒造

楯野川 中取り純米吟醸 山田錦


精米歩合   :50%
アルコール分 :16度以上17度未満
醸造      :楯の川酒造