ジャパン・ビア・フェスティバル2005(その2) | 今日は何を飲む?

今日は何を飲む?

二人揃ってお酒好き!の夫婦が、行った店や好きなお酒、食べたツマミ等々、
お酒に関係することなら何でも話します~。

ジャパン・ビア・フェスティバル2005(その1) から続く



さて、100種類位のビール、のべつなく端のブースから順番に
飲もうか?それともポイントを絞ろうか?等と思いながら、
何杯か口にしました。


・ヒューガルデンホワイト(生):ベルギービール
・ネストジンジャー・エール:木内酒造
キャスケード・エール:木内酒造

その他、海外ビール(名前失念)


ネストジンジャー・エールは木内酒造さんの「常陸野ネスト
ビール」の一つ。キャスケード・エールも同じく木内酒造さん
ですが、こちらは藤原ヒロユキさんが考案したビールです。


(参考)

藤原ヒロユキさん
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、本業のイラストレーター
としてだけでなく、ビール好きが高じてビールの専門家としての
資格を次々取得して、今では世界各国のビールや日本の地ビールを
広める伝道師?としても有名です。
先着1000名に渡された試飲用記念グラスもデザインされています。 


会場内ではミニ講座みたいなものも開かれていまして、
例えばリアルエールを体験ってことで、何種類かの
リアルエールを試飲しながら、ビアテイスター・ビアジャッジの
資格を持った方が我々入場者に説明をしてくれたり。
この時は、藤原ヒロユキさんが説明を行っていました。
この輪の中にはタレントの高見恭子さんの姿も。


藤原ヒロユキさん


自分達は、ハーブ・スパイスビールの回に参加してみました。


このミニ講座で飲んだのを含めて、ハーブ・スパイスビールや

フルーツビール、発泡酒系は、大体以下の銘柄を飲んでいます。


・コーヒーブラウンポーター:島根ビール
・グレープフルーツエール:イクスピアリ
・ココナッツポーター:下野酒店
・ハバネロビール:横浜ビール
・シャンパンビールいちご:宮城マイクロブルワリー
・シャンパンビールりんご:宮城マイクロブルワリー


珈琲の香りと味がするビールや、グレープフルーツフレーバーな
ビール、二次発酵でシャンパン製法を取り入れたビール…
中でもインパクトが強かったのは、ハバネロビール
名前で想像つくと思いますが、実際に辛い(からい)です。(笑)


面白かったのはシャンパンビールどちらも甘味があって
飲みやすいのですが、アルコール度数は7~10度位で
ピルスナーを飲むより全然高いです。


その他のビールも名前から想像出来る味わいです。

ココナッツポーターはしっかりとココナッツの香り。

某社のサンオイルとの意見もチラホラ。(笑)


後、今回の目的の一つにリアルエールを味わうというのが
ありましたので、リアルエールのブースにも立ち寄りました。
(ミニ講座は気が付いたら始まっていたので参加できず…)


・JCA(常陸野ネストビール):木内酒造
・バーレイワイン:寺田倉庫
・よなよなリアルエール:ヤッホー・ブルーイング
・東京ブラックリアルエール:ヤッホー・ブルーイング
・ペルジャン2号:ヤッホー・ブルーイング
・黒船ポーター:ベアードブルーイング


個人的に気に入ったのは「黒船ポーター」
ホップの苦みを感じつつも嫌な苦みではなく、
口当たりは割とスムーズかも。
コーヒー?ビターチョコ?な風味を感じます。


ヤッホー・ブルーイングのビールも地ビールでは有名ですよね。
何て言うのか、味が安定していると言えばよいのか。
飲みやすく出来ている気がします。


バーレイワインは、さすがのアルコール度数というべきか。

あ、これらはカスクが並べられてハンドポンプで提供されています。


後、これは有料(と言っても400円)セミナーですが、
中々手に入らないビールをシェアしようということで、
この日はシメイ・ジェロボアムサン・ランヴィナスのシェアが
行われていました。
シメイの方は残念ながら入場開始直後に定員締め切りとのことで、
カンティヨン・サン・ランヴィナスのシェアを申し込みました。


カンティヨン1  


カンティヨン・サン・ランヴィナスとは?
珍しいビールなので、ちょっと紹介したいと思います。


(頂いたチラシを引用させてもらっています)


2~3年熟成させたランビックにワインに使う葡萄を
漬け込んで熟成させるとても珍しいランビック。

(途中略)
ぶどう品種はメルローとカベルネ・フランが使用されています。

「ランビック」とラテン語でワインの意味である「ヴィナス」を
合わせた造語でランヴィナスと名付けられました。とても生産量の
少ない貴重なランビックです。アルコール度数5.0%。


ベルギーのカンティヨン醸造所で造られています。


カンティヨン2

 

このビール、酸味はかなり強いですが、ただ酸味が強いわけでは
なく、まろやかな舌ざわりも感じて非常に美味しいです。
葡萄を漬け込んでいるので、しっかりと葡萄の味もします。


生産数も多くなく、珍しさもあってかなり人気の品とのこと。
お値段も安くないですが(750ml瓶で1本2000円位)、
じっくりと味わえるビールです。


値段を含めて、お気軽にビールを飲みたいと思う人には?かも
しれないですが、喉越しスッキリでグイッと飲むタイプでは
ないので、1本をじっくりと味わうのであれば、
必ずしも高い金額ではないのかなと。

(最近好きな言い方ですが)
休日の午後、ゆったりとした気分で飲めるビールだと思います。


このビールを最後に試飲は終了です。



都合4時間近く会場にいまして、後半はさすがに疲れた&酔いも
少し回ったので、全ての銘柄について明確な説明は出来ないのが
申し訳ないですが、少しは様子が伝わりましたでしょうか。


記事に出てきたビールについては製造元を記しておきました。
参考までに。


最後に、気に入ったビールを簡単に紹介しておきます。


・おぜのゆきどけ 黒:龍神酒造


今回飲んだビールの中では、ランヴィナスとともに印象に残りました。
ホップの苦みと麦芽の香りがダイレクトに伝わってきて、
素直に美味しいビールだと感じました。

同酒造では、他にホワイトヴァイツェン、ブラウンヴァイツェンも
ありますが、 飲んだ中では黒が一番好みでした。


名前を聞いて「もしかして…」と思った方、多分正解です。
これは日本酒の「尾瀬の雪どけ」で有名な
龍神酒造さんのビールです。


・黒船ポーター(先程紹介済)


・カンティヨン・サン・ランヴィナス(先程紹介済)


記事が長くなり、まとまりがなくなってしまいましたが、

ご勘弁の程を。


来年の話をするのは早いですが、
また是非参加して楽しい時間を過ごせればと思います。



追伸:


記事に出てきているビール以外にも

20種類以上は飲んでいます。

(リストにチェックしておいたものだけで40種類程ありました)。

他にも印象に残っているビールはあったのですが、

記憶があいまいなものもありますので、記載していません。

もし再度口にする等で紹介する機会があれば…

確約は出来ませんが。(苦笑)