もう10年近く前の話になりますが。
小学校からの親友に連れて行かれたのがきっかけで、
通うようになった雑居ビルがありました。
当時、８階にパブがあり２階にバーがありました。
（今も２階のバーは健在）
８階→２階（その逆も）とハシゴして飲んでました。
今は絶対に無理ですが、８階でバーボンを１本空けてから
２階でタンカレーを飲むといった暴挙？（苦笑）を
することもしばしば。
ある日２階のバーにて一人カウンターで飲んでました。
お客さんがポツリポツリと２～３人いたのかな。
あるタイミングでバーテンダーさん（店長）が、
「せっかくだからみんなで飲みませんか？」と声を
掛けてきました。
一人一人バラバラに相手するのが面倒だったようです。（苦笑）
＃悪い意味じゃなくて、気さくな雰囲気のある地元のバーと
＃いった趣です。ちゃんとお酒は充実していて
＃料理も悪くない、音楽や映像が常に流れている、
＃そんなお店です。
みんな２階や８階で何度かは見かけたことのある人だったの
ですが、それまで話をしたことはありませんでした。
その時いた人達は、そうやって飲み屋で見知らぬ人と話を
するのに抵抗がなかった面子だったのか、気が合う組み合わせ
だったのか、暫くすると隣同士で話を始めました。
その中の一人と話をしていると、偶然にも自分の同級生の
名前が何人も出てくること出てくること。
○○のお店に飲みに行ってるとか、□□と一緒に飲むよとか。
それがきっかけで話が盛り上がり、また一緒に飲もうってことに。
…気がついたら、それからずっと仲良くしています。
昨日も一緒に飲んでました。（笑）
彼と一緒に飲むようになった後にその輪は広がっていき、
飲み繋がりの友人が何人も出来てました。
全盛期には週末はほとんど一緒に飲んでました。（苦笑）
例えば…
一人で飲みに行っても、大抵どこかのお店に誰かがいたり。
お店の人に「待ち合わせてたんですか？」と聞かれ、
「いや、全然」（笑）
ある二人が自分（筆者）の噂をしていたら、自分が二人の目の前を
通って二人がビックリし、じゃ三人で○○に飲みに行こうか？
と話をし始めたら、○○の店長から電話が鳴ったりとか。（笑）
あるいは、平日の夜中に電話が掛かってきて、
「何しているの？」と。
いや、この時間だから寝る準備してたって。（笑）
「駄目だなぁ、飲まないと」
今からかよ！って思いながら、
誘われると断れない（断らない？）のが悲しい性。（苦笑）
お店に入ろうとすると、「あれ～」と聞き覚えのある声が。
見ると、最初に知り合った彼の顔が。
「そっちも呼ばれたの？」「そう」
しかも別の人に呼び出されていたりする。
呼び出す側、呼び出される側、大抵立場は決まってます。（笑）
二人顔を見合わせて苦笑いしてお店に入ると、呼び出した側は
二人とも既にいい感じで出来上がっているし。（苦笑）
今はそれぞれ奥さんや恋人もいるし若くないので（苦笑）、
昔のように飲みには行かなくなりましたが、
節目節目にパートナーを含めて顔を合わせてます。
忘年会等になると、その数は10人以上。
今では共通の趣味で遊んだり、お互いの結婚式に出席することも。
自分も５月に挙式＆パーティーを控えていますが、
飲み友達にも来てもらう予定です。
人に話す時、自分達では「飲み繋がり」って言ってます。（笑）
職業も年齢もみんな違うけど、いい友人達です。
<BR>こういう知り合い方もいいですよね。</BR>