薬疹。ご存知ですか?  

薬をのんで、身体に発疹が出ることを薬疹といいます。

それは、体の一か所に、ポッカリと出ることもありますし(固定薬疹)

全身にボツボツがいっぱい出るようなこともありますし、

熱を伴うこともありますし、


また、重症なものは、


高い熱がでて、

全身の皮膚がベロベロと向けてしまい、

目の粘膜が外にでてしまったり、


陰部がただれてしまったりして、

肝臓なども悪くなり、

命が危なくなります。


そういった、重症な薬疹の一つに

スティーブンスジョンソン症候群

というものがありますが、

その薬疹で目の結膜が外に出てしまう(眼瞼外反)を起こした患者様のその後の治療を積極的に行っている渡辺先生の講演を
、運良く聴くことができました。


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⇧大変わかりやすい眼科の手術本を書かれています


皮膚科では、薬疹の後遺症によって、目に症状を負った方の予後について話を聞くことはあまりないものです。


目の手術を繰り返して治すことをしていくそうですが、それは相当に大変な作業で、目の周りの皮膚が癒着を繰り返して、もとに戻すことは大変困難だということをおっしゃられていました。



さてさて、それでは、

そんな薬疹にならないためにどうしたら良いでしょうか?

それは、


薬を飲みすぎないことです。

飲むとしても短期間に留め、

数を多く飲まないことです。



基本的に一度も飲んだことのない薬では
アレルギーを発症しません。


アレルギーを起こすためには、

一度、「感作」される必要があるのです。


一度の飲んだことのない薬で発症した場合、

それは、似た構造式をもっている別の薬を飲んだことがあるということで、

それで、その構造式に「感作」されているのです。



ご理解いただけますでしょうか?


また、薬疹を起こしてしまった場合、その原因を知りたいですよね?


また、究極にいえば、その薬を克服したいですよね?


原因究明と、薬の克服法は、

実は、

とっても、とっても、

難しく

面倒くさい

作業になります。


のちほど記事に致しますね。



安心・安全なはずの治療薬。

しかし、アレルギーは、

必要な薬や必要なものに抵抗するということです。


原因のわかっていない病気の一部は、アレルギーから来ているのではないか?と言われています。



ご参考になさってくださいね。




 
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