結弦!恐ろしい子!
FaOI幕張最終日のバラ1。
複数の方に「動画が再生したよと」教えていただいたので、再度貼り付けてみました。
見てね
結弦くんの来季のSPが「バラ1」だというのを知った時、私の頭に浮かんだのは
「う~ん…点数出るかな?」
でした。
というのも、現在すでに結弦くんだけ「羽生基準」でGOEがついているんじゃないかというくらい、加点が渋いのです。
「バラ1」のファイナル完璧版を、ジャッジの皆さんも繰り返し何度も見ているわけですよね?
なので
「前はもっと綺麗なジャンプだった」
とか
「ここは前の方が良かった」
的な、ジャッジの頭の中にある理想の演技と比べられ、またGOEが渋くなるんじゃないかと、ちょっとそれを危惧したわけです。
でも、オリンピックシーズンは鉄板のSPを持ってこなくちゃいけません。
私は、先シーズンに入る前、次のプログラムは2年継続するだろうなと思っていました。
パリ散がそうだったように、オリンピックには鉄板のショートが必要だからです。
でも、プリンスがどうも相性が良くなかったみたいで、練習では完璧にできるのに試合になるとミスするということを繰り返しました。
結弦くんは、「あのプログラムは自分の中ではもう完成されている」と言っていましたよね?
それなのにノーミスできないという事は、何か、ほんの少し相性が良くなかったのかと思うわけです。
というか、逆に完璧な演技を毎日できていたからこそ、心に余裕ができて余計なことを考えちゃっていたのかもしれませんね。
結弦くんはいつも、余裕のある時の方がミスをしてきました。
怪我をしていたり、ショートで失敗してしまったような時ほど、見ている方もヒリヒリするくらい集中し、素晴らしい演技をすることが多かったのです。
怪我などを持っていると、痛みで余計なことを考える余裕は無くなるでしょうから、ある意味、どこかに不安があった方が余計なことを考えなくて済むのかもしれません。
きっと、余裕がある時は、何か、いつもと違うことを考えてしまうのでしょう。
プリンスも、競技用プロなのに、観客に視線を送ろうとか楽しんでもらおうと考えていた時点で、ちょっと「余計なこと」を考えていたということなのかもしれません。
競技用プロですからね。
ノーミスして観客が盛り上がるのはアリですが、最初からあちこちに視線をやり、エンターテインメントであろうとしたそのやり方がミスを誘発したんじゃないのかなと、なんとなくそんな風に思ったりもしたわけです。
最初は良かったんですよ。
その楽しさは、競技用プロということを忘れさせてくれるほどノリノリで、これは傑作だと思ったんです。
でも、「ミスできない」と思っていってからは、段々「楽しい」雰囲気から「真剣」な雰囲気に変わっていきましたよね?
プリンスは、きっとその「真剣」と相性が悪かったのかな~?なんて思うところもありました。
あれは、ミスなんて気にしないでノリノリで観客と一体になるプログラムだったのです。
でも、オリンピックに向けて「ミスなんて気にしないで」なんて言うことはできないんですよ。
観客を楽しませるより勝つことを優先させる必要があるのです。
なので、プリンスの持ち越しは厳しかったと思います。
で、FaOIで見たバラード1番第3章!
もしかしたらこれが最終形態(笑)
アイスショーの小さなリンクではジャンプの軌道などが違ってくると思うのでやりにくさもあったでしょうし、まだ前半は仕上がっていない印象です。
前半部分は音にも合っていない感じでした。
まあ、それはこれから詰めていけばいいですよね。
要は、ジャンプが入るかどうかということですから。
3日めにしてノーミス演技をしたことで、それは問題ないと分かりました。
後は、これからブラッシュアップをしていくだけです。
後半、身体の使い方が以前とは比べ物にならないくらい滑らかになっていましたが、これはやはりプリンスで磨いたものでしょうか。
きっと、バラ1なら意識を外に向けることなく集中できるのではないかと思いますので、これで鉄板プロは確実になったということでしょう。
ただ、もっと鉄板にすることは可能です。
それは、コンボを最初に持ってくること。
抜けても後半のジャンプでリカバリ出来る、一般的な構成です。
これをやったらもう、不安なんて1ミリも無くなりますよ。
鬼レベルから神レベルですね(笑)
鉄の板がチタン合金にグレードアップすること請け合いです。
(後半ボーナスは減りますが)
でも、実を言うと、結弦くんはコンボを最初に持ってきて、失敗した時にリカバリする構成というのを組んだことがありません。
なので、矛盾しますが、「失敗できない構成」の方が結弦くんにはいいのかもしれません。
リカバリ出来る構成にしておくと、リカバリが頭にちらついてミスをするような気がするからです。
なので、リカバリのことなど考えず、絶対ミスのできない「崖っぷち」プロで戦う方が結弦くんには合っているのかもしれません。
あとは、どうすれば余計なことを考えずにリンクに出られるか。
しーちゃんは、最初に考えることをあらかじめ決めておいて他のことは考えないようにしていたと言っていましたね。
結弦くんも、そういった集中方法を掴むことができれば、絶対にミスをすることが無くなると思うのですが…。
うーん、やっぱ座禅かなぁ(笑)
衣装は、皆さん色々考えていますが、やっぱ青じゃないですか?
青はオリンピックでは金メダリストの色、というジンクスがあるようですが、元々青には鎮静効果があるので、そもそもフィギュア向きの色なんですよ。
オリンピックって、いつもと同じように落ち着いていてナンボですから。
赤は興奮色なので、瞬発力を利用する競技には効果的ですが、フィギュアには不向きです。
特に、ここ一番という時に興奮していてはミスをする可能性が高くなります。
日本のサッカーチームも赤から紺色にユニフォームを変えてから強くなりましたが、スポーツというのは興奮させるだけじゃダメなのです。
そこに理性がなくっちゃね。
特に日本人は、藍の民族ですから。
まあ、衣装もマイナーチェンジはしてくると思いますが、青は変えないで欲しいですね。
ショートこそ勝負の青です。
あ、今回の決断についてなんやかんやネガティヴに言っている人がいますが、それは結弦くんのことを浅くしか理解していない人なんだと思います。
結弦くんのモチベーションはなんですか?
オリンピック2連覇ですよ。
その為に今まで様々なことに挑戦してきたわけですし、コーチの反対を押し切っても先シーズンを丸ごと成長に当てたのです。
ここで更に4Lzとか4Aを入れるなんて言い出したら、それこそハリセンですよ。
先シーズン悔しい思いをしたのは、来季は確実に勝つためですよね?
できるかどうかも分からないジャンプを入れて挑むのは挑戦者の戦法です。
ソチはそれで遮二無二に立ち向かっていきましたが、今の結弦くんはディフェンディングチャンピオンなんです。
そんなことをやって怪我のリスクを増やす戦法を取ったら、それこそ阿呆ですよね。
挑戦する結弦が好き。守りに入った結弦は結弦じゃない!
なーんて言っている人は、若い挑戦者を応援してあげて下さい。
私は、勝つ事に貪欲な結弦くんも大好きです。
勝つために1番集中できる曲がバラ1だというならバラ1で滑るべきです。
シーちゃんだってトゥーランドットは3回使いましたし、ほとんどの選手が過去プロを継続、もしくは復活させています。
オリンピックの年のためにその前の3年はあるのですから、3年で試したものの集大成を持ってくるのは当たり前なのです。
引退までに見られるプログラムは少ないんだから新しいのを見たかったという気持ちはわかります。
でも、引退したら素晴らしいプログラムを滑れなくなりますか?
まっちーを見て下さい。
ルールの軛から解き放たれ、今の方が伸び伸びと素晴らしいプログラムを滑っていますよね?
バラ1第3章も、構成は上がっていますから守りに入っているわけではありません。
ノーミスしたら世界新が出せるんです。
それを「チャレンジしていない」なんて言う人は今まで何を見ていたんでしょうね。
で、フリーは新しいプログラムにしなくちゃいけませんが、こっちも皆さん想像というか妄想がたくましく(笑)
以前、ネットのおポンチニュースで、シェイリーンと手を切りウィルソンと再びタッグを組む、的なのがあったんですよ。
シェイリーンは実績に乏しいから、経験のあるウィルソンと組む、みたいな論調でしたが、そんなわけないじゃないですか。
世界最高スコアを出したのは誰の振付だと思っているんでしょうね。
フィギュアの振付師を変えるのも選手側の自由なので、これを書いたのはフィギュアを知らない人なんでしょうね。
まあ、確かにウィルソンも有りだと思いますよ。
だって、ゲンを担ぐことに関しては結弦くんの右に出る人はいないんですから(笑)
バライチ3があるなら、ロミジュリ3があってもおかしくはありません。
アレンジを変えたりして使用するのはオーケーでしょう。
でも、チャイコフスキー版のロミジュリは呪いがあるから使っちゃいけないそうですよ。
その曲を使うと何故か勝てなくなると言われているようなので、間違っても使わないでいただきたいものです。
実際、その噂は本当なのかと調べてみたら、いました!
ロミジュリ使って勝てなくなった選手が…。
デニス…。
恐ろしいぞ!ロミジュリの呪い!
あ、クレイグ・アームストロング版とニーノ・ロータ版はOKみたいなので、もしも使うとしたら、こちらでお願いいたします!
で、最近の雑誌で、何度も目にしたのが結弦くんの「4T回帰」です。
しばらくトゥループが使えなかったこともあり、先シーズンはサルコウとループを主力の武器としてきました。
でも、足も良くなりトゥループが使えるようになってきたら、何と3A並みの確率になっていたと言うわけです。
4Tならいつでもどこにでも入れられるという、絶対の信頼が置けるジャンプになったといことです。
ただ、ここで気をつけなくちゃいけないのは、4Tは余り多用するとリスフランを再発する恐れがあるということ。
なので、練習の本数は少な目にし、練習後のアイシングも欠かさないでほしいと思います。
結弦くんは構成はこのままと言っていましたよね。
新しい4回転を入れなければ構成は上げられないので、まあ、2回跳ぶ4Sを4Tに変えて安定を図るくらいしか変えようがないと思います。
0.2点しか違わないならリスクは少ない方がいいですからね。
ジャンプで厄介なのは、3回転以上のジャンプで2回使用できるのは2種まで、という縛りですよね?
安定と完成度を考えれば、3Aは絶対に後半に2回使用したいですよね?
でも、そうなると4回転はどれか一つしか2回使えないわけです。
2回使うのは4Tか4Sか…。
4Tと4Sを2回ずつ使って3Aを1回にすると若干点数は上がりますが、鉄板の3AはGOEもたくさんついて、ほぼ4回転並みの点数を稼いでくれるので、それを外すメリットはあるのかどうか…。
悩ましいところですよね。
まあ、そういうのは結弦くん自身の判断を信頼するしかありませんが、プログラムと衣装は気になりますよね?
ゲンを担ぐなら振付はウィルソンで衣装はジョニーですね。
もちろん、日本のデザイナーさんの方が繊細で素敵な衣装を作ってくれる人は多いんですが、あくまでゲンを担ぐなら、ですね。
アイスショーが終わったらすぐにカナダに戻ってフリーに取り掛かるんでしょうが、私たちは情報解禁まで待つしかないですね。
というか、今年はオリンピック前の大切なシーズンです。
心して待っていたいと思います。
以上
FaOI幕張最終日のバラ1。
複数の方に「動画が再生したよと」教えていただいたので、再度貼り付けてみました。
見てね
結弦くんの来季のSPが「バラ1」だというのを知った時、私の頭に浮かんだのは
「う~ん…点数出るかな?」
でした。
というのも、現在すでに結弦くんだけ「羽生基準」でGOEがついているんじゃないかというくらい、加点が渋いのです。
「バラ1」のファイナル完璧版を、ジャッジの皆さんも繰り返し何度も見ているわけですよね?
なので
「前はもっと綺麗なジャンプだった」
とか
「ここは前の方が良かった」
的な、ジャッジの頭の中にある理想の演技と比べられ、またGOEが渋くなるんじゃないかと、ちょっとそれを危惧したわけです。
でも、オリンピックシーズンは鉄板のSPを持ってこなくちゃいけません。
私は、先シーズンに入る前、次のプログラムは2年継続するだろうなと思っていました。
パリ散がそうだったように、オリンピックには鉄板のショートが必要だからです。
でも、プリンスがどうも相性が良くなかったみたいで、練習では完璧にできるのに試合になるとミスするということを繰り返しました。
結弦くんは、「あのプログラムは自分の中ではもう完成されている」と言っていましたよね?
それなのにノーミスできないという事は、何か、ほんの少し相性が良くなかったのかと思うわけです。
というか、逆に完璧な演技を毎日できていたからこそ、心に余裕ができて余計なことを考えちゃっていたのかもしれませんね。
結弦くんはいつも、余裕のある時の方がミスをしてきました。
怪我をしていたり、ショートで失敗してしまったような時ほど、見ている方もヒリヒリするくらい集中し、素晴らしい演技をすることが多かったのです。
怪我などを持っていると、痛みで余計なことを考える余裕は無くなるでしょうから、ある意味、どこかに不安があった方が余計なことを考えなくて済むのかもしれません。
きっと、余裕がある時は、何か、いつもと違うことを考えてしまうのでしょう。
プリンスも、競技用プロなのに、観客に視線を送ろうとか楽しんでもらおうと考えていた時点で、ちょっと「余計なこと」を考えていたということなのかもしれません。
競技用プロですからね。
ノーミスして観客が盛り上がるのはアリですが、最初からあちこちに視線をやり、エンターテインメントであろうとしたそのやり方がミスを誘発したんじゃないのかなと、なんとなくそんな風に思ったりもしたわけです。
最初は良かったんですよ。
その楽しさは、競技用プロということを忘れさせてくれるほどノリノリで、これは傑作だと思ったんです。
でも、「ミスできない」と思っていってからは、段々「楽しい」雰囲気から「真剣」な雰囲気に変わっていきましたよね?
プリンスは、きっとその「真剣」と相性が悪かったのかな~?なんて思うところもありました。
あれは、ミスなんて気にしないでノリノリで観客と一体になるプログラムだったのです。
でも、オリンピックに向けて「ミスなんて気にしないで」なんて言うことはできないんですよ。
観客を楽しませるより勝つことを優先させる必要があるのです。
なので、プリンスの持ち越しは厳しかったと思います。
で、FaOIで見たバラード1番第3章!
もしかしたらこれが最終形態(笑)
アイスショーの小さなリンクではジャンプの軌道などが違ってくると思うのでやりにくさもあったでしょうし、まだ前半は仕上がっていない印象です。
前半部分は音にも合っていない感じでした。
まあ、それはこれから詰めていけばいいですよね。
要は、ジャンプが入るかどうかということですから。
3日めにしてノーミス演技をしたことで、それは問題ないと分かりました。
後は、これからブラッシュアップをしていくだけです。
後半、身体の使い方が以前とは比べ物にならないくらい滑らかになっていましたが、これはやはりプリンスで磨いたものでしょうか。
きっと、バラ1なら意識を外に向けることなく集中できるのではないかと思いますので、これで鉄板プロは確実になったということでしょう。
ただ、もっと鉄板にすることは可能です。
それは、コンボを最初に持ってくること。
抜けても後半のジャンプでリカバリ出来る、一般的な構成です。
これをやったらもう、不安なんて1ミリも無くなりますよ。
鬼レベルから神レベルですね(笑)
鉄の板がチタン合金にグレードアップすること請け合いです。
(後半ボーナスは減りますが)
でも、実を言うと、結弦くんはコンボを最初に持ってきて、失敗した時にリカバリする構成というのを組んだことがありません。
なので、矛盾しますが、「失敗できない構成」の方が結弦くんにはいいのかもしれません。
リカバリ出来る構成にしておくと、リカバリが頭にちらついてミスをするような気がするからです。
なので、リカバリのことなど考えず、絶対ミスのできない「崖っぷち」プロで戦う方が結弦くんには合っているのかもしれません。
あとは、どうすれば余計なことを考えずにリンクに出られるか。
しーちゃんは、最初に考えることをあらかじめ決めておいて他のことは考えないようにしていたと言っていましたね。
結弦くんも、そういった集中方法を掴むことができれば、絶対にミスをすることが無くなると思うのですが…。
うーん、やっぱ座禅かなぁ(笑)
衣装は、皆さん色々考えていますが、やっぱ青じゃないですか?
青はオリンピックでは金メダリストの色、というジンクスがあるようですが、元々青には鎮静効果があるので、そもそもフィギュア向きの色なんですよ。
オリンピックって、いつもと同じように落ち着いていてナンボですから。
赤は興奮色なので、瞬発力を利用する競技には効果的ですが、フィギュアには不向きです。
特に、ここ一番という時に興奮していてはミスをする可能性が高くなります。
日本のサッカーチームも赤から紺色にユニフォームを変えてから強くなりましたが、スポーツというのは興奮させるだけじゃダメなのです。
そこに理性がなくっちゃね。
特に日本人は、藍の民族ですから。
まあ、衣装もマイナーチェンジはしてくると思いますが、青は変えないで欲しいですね。
ショートこそ勝負の青です。
あ、今回の決断についてなんやかんやネガティヴに言っている人がいますが、それは結弦くんのことを浅くしか理解していない人なんだと思います。
結弦くんのモチベーションはなんですか?
オリンピック2連覇ですよ。
その為に今まで様々なことに挑戦してきたわけですし、コーチの反対を押し切っても先シーズンを丸ごと成長に当てたのです。
ここで更に4Lzとか4Aを入れるなんて言い出したら、それこそハリセンですよ。
先シーズン悔しい思いをしたのは、来季は確実に勝つためですよね?
できるかどうかも分からないジャンプを入れて挑むのは挑戦者の戦法です。
ソチはそれで遮二無二に立ち向かっていきましたが、今の結弦くんはディフェンディングチャンピオンなんです。
そんなことをやって怪我のリスクを増やす戦法を取ったら、それこそ阿呆ですよね。
挑戦する結弦が好き。守りに入った結弦は結弦じゃない!
なーんて言っている人は、若い挑戦者を応援してあげて下さい。
私は、勝つ事に貪欲な結弦くんも大好きです。
勝つために1番集中できる曲がバラ1だというならバラ1で滑るべきです。
シーちゃんだってトゥーランドットは3回使いましたし、ほとんどの選手が過去プロを継続、もしくは復活させています。
オリンピックの年のためにその前の3年はあるのですから、3年で試したものの集大成を持ってくるのは当たり前なのです。
引退までに見られるプログラムは少ないんだから新しいのを見たかったという気持ちはわかります。
でも、引退したら素晴らしいプログラムを滑れなくなりますか?
まっちーを見て下さい。
ルールの軛から解き放たれ、今の方が伸び伸びと素晴らしいプログラムを滑っていますよね?
バラ1第3章も、構成は上がっていますから守りに入っているわけではありません。
ノーミスしたら世界新が出せるんです。
それを「チャレンジしていない」なんて言う人は今まで何を見ていたんでしょうね。
で、フリーは新しいプログラムにしなくちゃいけませんが、こっちも皆さん想像というか妄想がたくましく(笑)
以前、ネットのおポンチニュースで、シェイリーンと手を切りウィルソンと再びタッグを組む、的なのがあったんですよ。
シェイリーンは実績に乏しいから、経験のあるウィルソンと組む、みたいな論調でしたが、そんなわけないじゃないですか。
世界最高スコアを出したのは誰の振付だと思っているんでしょうね。
フィギュアの振付師を変えるのも選手側の自由なので、これを書いたのはフィギュアを知らない人なんでしょうね。
まあ、確かにウィルソンも有りだと思いますよ。
だって、ゲンを担ぐことに関しては結弦くんの右に出る人はいないんですから(笑)
バライチ3があるなら、ロミジュリ3があってもおかしくはありません。
アレンジを変えたりして使用するのはオーケーでしょう。
でも、チャイコフスキー版のロミジュリは呪いがあるから使っちゃいけないそうですよ。
その曲を使うと何故か勝てなくなると言われているようなので、間違っても使わないでいただきたいものです。
実際、その噂は本当なのかと調べてみたら、いました!
ロミジュリ使って勝てなくなった選手が…。
デニス…。
恐ろしいぞ!ロミジュリの呪い!
あ、クレイグ・アームストロング版とニーノ・ロータ版はOKみたいなので、もしも使うとしたら、こちらでお願いいたします!
で、最近の雑誌で、何度も目にしたのが結弦くんの「4T回帰」です。
しばらくトゥループが使えなかったこともあり、先シーズンはサルコウとループを主力の武器としてきました。
でも、足も良くなりトゥループが使えるようになってきたら、何と3A並みの確率になっていたと言うわけです。
4Tならいつでもどこにでも入れられるという、絶対の信頼が置けるジャンプになったといことです。
ただ、ここで気をつけなくちゃいけないのは、4Tは余り多用するとリスフランを再発する恐れがあるということ。
なので、練習の本数は少な目にし、練習後のアイシングも欠かさないでほしいと思います。
結弦くんは構成はこのままと言っていましたよね。
新しい4回転を入れなければ構成は上げられないので、まあ、2回跳ぶ4Sを4Tに変えて安定を図るくらいしか変えようがないと思います。
0.2点しか違わないならリスクは少ない方がいいですからね。
ジャンプで厄介なのは、3回転以上のジャンプで2回使用できるのは2種まで、という縛りですよね?
安定と完成度を考えれば、3Aは絶対に後半に2回使用したいですよね?
でも、そうなると4回転はどれか一つしか2回使えないわけです。
2回使うのは4Tか4Sか…。
4Tと4Sを2回ずつ使って3Aを1回にすると若干点数は上がりますが、鉄板の3AはGOEもたくさんついて、ほぼ4回転並みの点数を稼いでくれるので、それを外すメリットはあるのかどうか…。
悩ましいところですよね。
まあ、そういうのは結弦くん自身の判断を信頼するしかありませんが、プログラムと衣装は気になりますよね?
ゲンを担ぐなら振付はウィルソンで衣装はジョニーですね。
もちろん、日本のデザイナーさんの方が繊細で素敵な衣装を作ってくれる人は多いんですが、あくまでゲンを担ぐなら、ですね。
アイスショーが終わったらすぐにカナダに戻ってフリーに取り掛かるんでしょうが、私たちは情報解禁まで待つしかないですね。
というか、今年はオリンピック前の大切なシーズンです。
心して待っていたいと思います。
以上