● 調和できる人が求められる時代についてと、セミナー案内です
新年あけましておめでとうございます。
山崎です。
先日、コンビニで店員とやり取りをしていて、「あぁ、残念な人だ」と改めて思ってしまった出来事がありました。
僕はレシートを受け取りたくなかったので、「レシートは結構です」と言ったにも関わらず、レシートを渡してきたという話です。
馴染みのコンビニなので、以前からその店員の特徴は知っていました。彼女はマニュアル人間で、人間の感情を汲み取ることとか、相手を思いやる気持ちに欠けた人なので、彼女がレジにいると不快な気持ちになっていました。
以前は「レシートは結構です」とも言いたくない(察しろと思う)ので、僕なりにいろいろ工夫をしていたのですが、彼女は自分のやらねばならない作業に没頭し、レシートが不要だと思う僕の気持ちなど一切気にしてくれないので、今回は仕方なしに「レシートは結構です」と伝えたのですが、それでも彼女はレシートを渡してきたのです。
「あぁ、そんなバカな店員がいるんだな」と思われた賢明な読者の方には、是非とも自分のことに置き換えていただきたいと思います。
身体の使い方を効率的にするために、脱力が大切だとか、運動連鎖が大切だとか、肩甲骨の使い方が大切だとか、そのような自分の身体の使い方ばかりに目が向いていないかと疑問を持っていただきたいのです。
セラピストであれば、身体の歪みがどうだとか、関節調整、筋膜調整などの技術がどうだとか、知識を得ることだとか、自分のことばかりに目が向いていないかということ。
ビジネスであれば、今年の売上を上げるためにどうすべきかだとか、経費を削減するためにどうすべきかだとか、今年の計画がどうだとか、自分のことばかりに目が向いていないかということ。
これらは、コンビニの店員が「レジのお釣りとレシートを顧客に渡さなければならない」という自分の仕事(店舗が求める仕事)に視点が向いており、顧客にとって望ましくない仕事をしているという点に問題があることと、問題の本質は同じです。
大量生産、大量消費の時代は、彼女のようなマニュアル店員が生き残っていける時代でしたが、これからは『顧客が選択する時代』になりますから、彼女のような顧客対応しかできない人では、顧客の足が遠のいてしまいます。
彼女がレジにいると不快になりますから、他のコンビニで購入しようと思ってしまうからです。
スポーツや施術の場面に於いて、自分の身体の使い方や技術を追求することも大切ですが、『相手との関係性』や『相互の関係性』に着目しない限り、求めるような成果を得ることが難しいと言えます。
技術や知識を追求することが好きな人は、特に『関係を築くこと』に着目していただき、他者から自分勝手な人と思われないように注意していただくと、顧客から愛される存在になる可能性が高くなるでしょう。
希望的観測を述べるだけなら子どもでも出来るので、僕は人間らしく『還元』していくことが使命だと思い、他者との関係性を構築を実際化してもらおうとセミナーを企画することにしました。
なかなか一般の人にセミナー案内をする機会は少なくなりましたが、その少ない機会の一つが今回のセミナーです。
今回は、二部構成となります。
第一部は、症状を観るのではなく、病気そのもの(人間の身体全体)を観るための『生理学』(ホメオスタシスとストレス)についてお伝えします。
学校で生理学を勉強された人も多いと思いますが、生理学などを学ぶ目的が「試験に合格するため」になっているので、知恵として現場で生理学を使いこなせる人がほとんどいません。
ホメオスタシスやストレスを深いところで理解されている(原理の応用が利く)のであれば、学校という場で学んだり、資格を取得したり、認定団体に所属したりすることを選択しないはずです。
※もしくは脱却しようとしている。
上記にも書いたように、人間の身体の『仕組み』について頭で理解することは大切です。
ですので、専門的に生理学を学びたい人は、僕よりずっと生理学に詳しい先生から学んでいただければと思いますが、生身の人間との関係、社会との関係、ビジネスとの関係など、生理学を応用できる知を得たい人に、セミナーへ参加してもらいたいと思っています。
世の中、まともに勉強している人はほとんどいません。ましてや勉強したことを応用してビジネス等に活かしている人など、ほぼ皆無と言えますので、この機会に他者との差を圧倒的なものにされてみてください。
第二部は、身体の使い方(関係性を築く)です。
技術や知識の提供だけではなく、相手と関係出来る人になってもらうことが目的です。
セミナー概要
今回のセミナーは、『第一部:生理学の座学』『第二部:実践的な身体の使い方』の2部構成にしています。
※どちらか一方の参加も可能です。
それでは、セミナーの詳細です。
追伸)
2013年が始まりました。
2013年以降は、更なる『本物化』が求められる時代へ突入し、本物でない人は、時代の淘汰圧に流されてしまい、やがて『格差の下側』についてしまうことになると思います。
好む好まざるに関わらず、グローバル化、少子高齢化など時代の変化によって仕方のないことでもあります。
そんな中、本物として時代の淘汰圧に負けない人を育てていくことが、僕に課せられた『使命』だと思っていて、今年は自分以外の人を『格差の下側』にさせない勝負の年でもあります。
言い換えれば、リーダーを育てる年と言えるかもしれません。
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リーダーとは、リーダーだけが幸せになるのではなく、周りの人を巻き込んで『幸せへと導く存在』になってもらいたいということです。
自分の家族を健康へと導く存在であり、クライアントの健康を導く存在という意味でもあります。
2013年は、笑って過ごせる面白い年にしていきましょう。
セミナーでお会いできることを楽しみにしています。
山崎真吾