本日は、「スーパーに喩えてみた！？」です。
人気ブログランキングへ
こんにちは。
はじめましての方も多いと思います。久しぶりに登場のS子です。
（ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので、念のため申し上げますと、S子は平成29年現在7歳の女の子ですが、平成36年の14歳のS子が記載しているという体裁で記載しております。）
えっと、平成29年の6月の終わりは、私は絶賛、水疱瘡を発症中で、予防接種したのは何だったんだというお父さんの声も虚しく、顔にも水疱瘡ができて安静中でした
さて、久しぶりに出てきて言うのもなんなんですけど、安倍総理って、本当に困った子供そのものですね。お父さん、じゃなかった、secretary-of-japanさんが中２病って言っていたんですけど、私のクラスのみんなは、もう少し現実が分かっていますし、自分の力がないのにあると錯覚して何でもできると思っている子は、そんなにいませんよ
中２病で一番よくない対応は、いつまでも現実と向き合わせずに、周りの人が庇ってしまうことだそうです。安倍さんが、日本のために役立つことはできていないし、日本のために役に立つことはできないという現実と向き合わずに、どんな無理なことを言っても庇ってしまうのは、本人のためにもならないと思うんです
大学教授とかの肩書きまで持っていても、安倍総理とかの偉い人に阿って理屈を曲げる人を「曲学阿世の徒」って言うんですけど、そういう人の存在と、それを熱狂的に支持・支援する人の存在が安倍総理にはよくなかったんです
えっ、なんで「曲学阿世の徒」って言えるのかって
国家戦略特区という制度があって、その制度で大学の獣医学部を新しく設置するのを認めようという話が平成28年にあったんです。この制度で、まず、新しく設置を認めようと考える国家戦略特区諮問会議の民間委員という人たちと文部科学省や農林水産省といった政府の省庁って呼ばれる人との話を平成26年にしたんですが、その中で、需要がないものは認められません。って政府の人は言ったんだそうです。
だって、「卒業した学生達がちゃんと働けるかも分からないのに大学の設置を認めるなんて、無責任なことはできないよ！」って当たり前ですよね。
新しく設置を認めようと考える国家戦略特区諮問会議の民間委員の人たちは、政府の役所の人が需要があることを証明してよっていう感じの話を一方的にして終わったんですけど、この20日後くらいに、みんなで決めた「石破４条件」（soj注：『日本再興戦略』改訂2015の閣議決定）というので、
現在の提案主体による既存獣医師養成でない構想が具体化し、
ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき具体的需要が明らかになり、かつ、
既存の大学・学部では対応困難な場合には、
近年の獣医師需要動向も考慮しつつ、全国的見地から本年度内に検討を行う。
って決めたんです。
これを普通に読んだら、「現在の提案主体による既存獣医師養成でない構想が具体化し、ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき具体的需要が明らかになり、かつ、既存の大学・学部では対応困難な場合には、」というのが条件式で、その場合に政府が「近年の獣医師需要動向も考慮しつつ、全国的見地から本年度内に検討を行う。」と思いますよね
ところが、安倍総理の中２病を助長させちゃう人たちは、「文部科学省に新しい需要があると証明する義務があった。それをしなかった文科省が悪くて、安倍総理は悪くない」って言い出したんです。
「えーっ」って声しか私は出ないです
だって、それが文科省の仕事なら、最初の「現在の提案主体による既存獣医師養成でない構想が具体化し」というところだって文科省の責任になっちゃうよね？？？？
こんな無茶なことを言う人たちは、よく「民間を見習え」、「民営化だ」ってさけぶ人たちだから、その人たちに合わせてスーパーで考えてみますね
そしたら、こんな話だと思うんです
株式会社になっているスーパーの社員で、親も役員だった人が社長さんになりました。で、その新社長さんの友人に食品メーカーの人がいて、その友人に以前から色々と世話になっていた社長さんは、そのメーカーの商品を、自分のスーパーで取り扱えないかなって思ったんです。
だけど、商品を置けそうな場所がないから、まずは、スーパーの施設責任者を呼び出して、このメーカーの商品を新しい棚を作って、そこに置くことができないかって社長が言いました。
で、施設責任者と販売責任者で相談して、それから、社長さんとスーパーの役員の人たちと一緒に「どれくらいの数量の商品をどれくらいの仕入れ価格ので納品できるのか、どれくらい売れるかの見通しが分かる資料を出してもらって、今取り扱っている商品にはない魅力があることが分かれば、棚を新設して問題がないか確認したうえで、その商品を置きましょう。」と決めました。
数ヶ月たって、その食品メーカーから、まともな資料が出てきていないので、棚の設置も決まっていないし、もちろん販売もできていない状況だったんです。そしたら、社長さんが、「私の友人の食品メーカーの商品が、我が社のスーパーでどれだけ売り上げるか、魅力がある商品だと証明するのは施設責任者の君の責任だ！」って言い出したんです。
えっと、社長さんのわがままに付き合ってあげるのも従業員の仕事なのかもしれないけど、従業員は社長の召使いじゃないですよね。多分ですけど、こんな社長さんの会社は潰れちゃうか、株主の人たちが社長さんを交代させますよね。
ここで例にした社長さんは、安倍総理のことなのはもちろんですけど、施設責任者は、文科省です。で、販売責任者が農水省です。新しい獣医師の需要があるかなんてことを文科省の人に証明させるというのは、施設責任者に社長の友人の食品が売れるということを証明させるのと同じくらい無理なことだと思うんです。
当たり前ですけど、スーパーは社長の私物じゃないですよね。株主の人たちがいて利用者がいて、そういう人たちが喜ぶように頑張るのが販売責任者や施設責任者の仕事で、利用者が手に取らない商品を置いて、売れ残って赤字になったり、棚の設置で通路が狭くなったら、みんなが困りますよね。（通路が狭いとベビーカーや買い物かごが通りにくいし、小さい子供と並んで歩けない
。）友人の食品メーカーが社長さんのスーパーに置いてもらいたいと思うのなら、頑張って商品の魅力を説明して、どれくらいの個数が売れるはずですよという資料を提供するのが当たり前ですよね。でも、この社長さんは、友人の食品メーカーのことを庇って、施設責任者に責任をなすりつけて、しかも、この後に、友人の食品メーカーの商品だけを新たに置くのが批難されるなら、他にも置きたいメーカーがあったら全部置かせてやれば良いって言いだしたんです。（soj注：この後、安倍総理は批判されたから頭にきて全部置かせてやれば良いと言ったのはご存知のとおりです。）
本当にヤレヤレってかんじですね
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
また、近いうちにお会いできるのを楽しみにしています。
人気ブログランキングへ