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火曜日は、くらえもん氏による『もう一つの進撃の庶民』です！
アンジー「こうなったら、天空樹をここから切り落としてNボムを下に落とそう。ここで爆発するより被害は小さくなるはずだ。」
セルフィ「分かった。急ごう！！」
Nボムの爆発を止めるのを断念したアンジー達は、被害を最小限に食い止めるためにNボムを地上へ落下させることにした。
シヴァ「よし、これが最後の一太刀だ。」
スパーン
Episode 76 「Unhappy New Year」
Nボムは天空樹の最上部と共に地上へ落下
…するはずであった。しかし、
マージ「Nボムが…」
シヴァ「空中に浮いている…だと？」
アンジー「そんなバカな…」
その時、アンジーの目の前に一人の男が現れた。しかも、彼もまた空中に浮かんでいたのだ。
？？？「せっかくのショーを台無しにしたら、もったいないよ。」
シヴァ「何者だっ！？」
？？？「僕はただの観客さ。」
アンジー「（なんだろう、この雰囲気…。まるで、ネオリベスを目の前にしているような感じがする…。）」
？？？「さて、ショーの邪魔をするのなら、君たちの方が下に降りてくれないかな？」
男がそう言った瞬間、アンジーたちの周囲に多数のネオリベスが出現した。
セルフィ「ネ、ネオリベス！！？」
マージ「この場所でこの数は無理だ！」
シヴァ「アンジー君！撤退するぞ！！」
アンジー「仕方ありません…。」
アンジー達はネオリベスの追撃をかわしながら立体機動装置で天空樹を駆け下りる。
？？？「ふふふっ。Unhappy New Year！！」
―王宮・屋上
アヴィン「さて、そろそろ時間だな。」
カレン「アンジー、頼むぞ…。」
アヴィン「５」
アヴィン「４」
アヴィン「３」
アヴィン「２」
アヴィン「１」
アヴィン「０!!!!!」
年越しのカウントダウン終了と同時に、王都上空で大規模な爆発が発生した。そして、王都は地獄絵図と化すのであった…。
（つづく）
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