宮崎駿監督「風立ちぬ」見ました どんな時代でも仕事と恋愛を一生懸命やり抜く。。。 | 親愛なる人に-読書の薦め

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風立ちぬ サウンドトラック


☆☆☆☆


○宮崎駿監督「風立ちぬ」見ました


舞台は、関東大震災直後の混乱の中。技術者を目指して大学に通う堀越二郎は、汽車の中で出会った少女と少女と付き添いの女性を、彼女らの家まで送り届けます。


そして、堀越二郎は、名古屋の航空会社に入り、戦闘機の設計を行うようになりましたが、なかなかうまくいきません。


そんななか、堀越二郎は軽井沢のホテルに休暇で泊まります。そこで、以前助けた少女、里見菜穂子と再会するのでした。。。


ということで、宮崎駿監督「風立ちぬ」 見ました。


舞台は関東大震災直後から第二次世界大戦前の日本。こんな時代に青春を送った堀越二郎らですが、仕事に恋愛に、思い切り向き合い、精一杯生きている姿が奇をてらうことなく地味に描かれていました。堀越が恋する女性、菜穂子は、結核にかかっています。でも、精一杯、二郎の愛に応えようとします。そこが、けなげでもの悲しくなります。


現実世界を描いてはいますが絵は相変わらずキレイです。また時折重要な局面で描かれる堀越二郎の夢の世界は、宮崎ファンタジーそのものです。


今までのファンタジー的宮崎アニメとは違いますが、バブル全盛の頃に作られた1989年「魔女の宅急便」にも通じる、仕事と恋愛に対しての励ましの映画になっていると思いました。


追記
主題歌の荒井由実「ひこうき雲」もよかったです。。。

ひこうき雲


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