伊坂幸太郎「フィッシュストーリー」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

フィッシュストーリー

☆☆☆+
2007年1月 258p 新潮社 


伊坂幸太郎「フィッシュストーリー」読みました。

この作品は4作からなる短編集です。それぞれがゆるく絡み合います。いつもの伊坂節が炸裂です。1140
以下、覚え書きです。単行本化にあたり、加筆修正


動物園のエンジン「小説新潮」2001年3月号
動物園のオオカミが一匹、行方不明です。夜の動物園を見学している主人公たちは、その謎を解きます。ホントに解けたのか?


サクリファイス「別冊 東北学 Vol.8」2004年8月刊
人捜しをしている探偵、であり泥棒である、黒澤はある人物を訪ねて、宮城の山奥の村を訪ねます。そこには、生け贄の風習が伝わっており、今でも人は殺さないまでも、その風習は続いているとのことです。。。探している人物がそこに閉じこめられているのではないかと考えていた黒澤は、調査を開始します。


フィッシュストーリー「小説新潮」2005年10月号
風が吹けば桶屋が儲かる、的にひとつの因果が、他方へ影響を及ぼしていきます。きっかけは、ある音楽を車で聴いたことがきっかけ。。。


「ポテチ」 書き下ろし
泥棒に入った家の電話から、「これから死ぬからね」と留守電が入ります。彼はその女性を助けるのですが。。。



追記

映画もありました。。。



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