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映画「風が強く吹いている」見ました。
ハイジは、寛政大学の4年生です。彼は、カケルという新入生の走る姿に惚れ込み、青竹荘に誘います。青竹荘は、少々おんぼろですが、賄い付きで家賃はわずか3万円です。そこには、すでに学年はさまざまですが、ハイジを入れて9人います。ハイジはつぶやきます「これで10人揃った」。
ハイジはカケルの歓迎コンパの時に高らかに宣言します。「実はこの青竹荘の仲間で、箱根駅伝をめざそう」そんなこと、あり得ない。。。
ということで、映画「風が強く吹いている」見ました。実は、三浦しをんのこの原作
をすでに読んでいます。青竹荘に集まったメンバーで箱根駅伝を目指すなんて、ありえない、なんて思ったのですが、映像で見ると、キャラが立っていて、何かウソではない、いけるかも!という気分になってしまうのが不思議です。
特にハイジ役の小出恵介は、いい指導者ぶりでした。なにをやっても、上に立てるという感じでした。
その他のメンバー、走る姿がかっいいカケル(林遺都。映画バッテリーに出てました)以下、マンガ好きの王子(柏崎茜 )、理系で留年中のニコチャン(平田彰宏)、双子のジョージ、ジョータ(斉藤慶太、斉藤祥太)、国費留学生のムサ(ダンテ・カーヴァー)、故郷への電話が泣ける神童(杉山高志)、下りが得意なユキ(森廉)、クイズ好きのキング(内野謙太)他のメンバーも個性派ぞろいでよかったです。
メンバー皆真面目、一途です。そこもよかったです。またイケメンぞろいです。こんなに女性が出てこない映画も近年珍しいなと思いました(マネージャーのような役で水沢エレナが出たのみ。そういえば劔岳 点の記 も女性が出てこなかったっけ)。でも青春です。
劇中の台詞ですが、はじめはそれぞれの言葉も上滑り気味でしたが、後半にかけて皆の心がまとまってくると、言葉に重みが出てきました。皆の団結具合もよかったです。
また、この映画のもう一つの良いところ、泣けます。いろんなシーンで泣けます。こんなに涙腺がゆるかったと思うくらい泣けました。なんかいい映画見たなぁという気になります。お薦めです。
スポーツ小説?「DIVE!!」 、「風が強く吹いている」 、「バッテリーⅡ 」の紹介はこちらです。
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