村上春樹「1Q84 BOOK2」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

1Q84 BOOK 2/村上 春樹

2009年5月 554p 新潮社


☆☆☆☆+


村上春樹「1Q84 BOOK2」<7月-9月>読みました


村上春樹「1Q84 BOOK1」<4月-6月> はこちらです。。。


青豆が、月が空に2つ浮かんでいると、意識したこの世界は、ただの1984年ではなく、いつの間にか違う世界に入り込んでしまったのではないか、と考えるようになりました。青豆は自分の心の中で、この世の中は1Q84年だと決めました。


青豆は小学校の頃から思いを寄せている人がいます。その人とは、小学生以来会ったことがないのに、いまだに心から離れません。


一方、天吾はふかえりの小説を代筆したことにより、彼の運命が大きく舵を切ろうとしています。ふかえりは、小学生まで「さきがけ」という団体に暮らしていました。小説は「さきがけ」での出来事を書いたようなのです。そして、天吾も、小学生以来会っていない少女のことを思い続けていたのです。。。


青豆は、老婦人から最後の仕事を命じられました。それは「さきがけ」のリーダーをこの世でないところに、送り込ませること。。。


ということで、村上春樹「1Q84 BOOK2」読みました。最後まで読むのがもったいなく、じっくり読みました。


村上春樹の物語って、文章を味わいながらかみしめながら読むというところが楽しみのような気がします。なんとなく潜在意識が呼び起こされる気がします。日本語で村上春樹を味わえる幸せがそこにはあります。


読み終えたあとの感想は、ラブストーリーなんだ、ということです、宗教の問題かなりも出てきますが。。。普遍性のあるテーマであり物語ですから、今すぐ急いで読む必要はありませんが、読んで損のない、お薦めの一冊です。6279


追記1
村上春樹の最も長い作品だと、以前聞いた気がします。この続きあるのかなぁ、と思いました。あってもおかしくないです。「1Q84 BOOK3」、「1Q84 BOOK4」が出ても、買ってしまいそうです。。。ある意味、物語がここで終わって欲しくない、物語の続きが読みたいです。。。



村上春樹「1Q84 BOOK1」  の感想ははこちらです。。。

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