- 楽園 上 (1)/宮部 みゆき
2007年8月 413p 文藝春秋
☆☆☆☆
宮部みゆき「楽園 上」読みました。
滋子はフリーライター。でも9年前の事件を引きずっており、最近やっと、フリーペーパーのライターとして、復帰したばかり。
そんな滋子に敏子が自分の息子、等の絵を見て欲しいとの依頼がありました。実は敏子の息子、等は交通事故で死んだのですが、彼の残した絵が、時効を迎えた死体遺棄事件を予言していたというのです。
滋子は、そんなはずはないと思いつつ、取材を続けていくのですが、調べれば調べるほど、等に異能があったと思わざるをえない事実にぶつかるのです。だんだんと滋子の心にも変化が生じていくのでした。。。
ということで、宮部みゆき「楽園 上」読みました。はじめはテンポが遅いなと思ってましたが、ストーリーが進むにつれて、ぐいぐい引き込まれていって、下巻の今後の展開が気になりました。さすが、宮部みゆき節、といったところでしょうね・・・
追記
実はこの作品、「模倣犯」と同じ主人公です。。。模倣犯って、なぜか話題の時に読みそこなって、そのまま。まだ読んでなかったからです。ちょっとその点、個人的には残念でした。7208
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