アソシエ2008年05月06日号の書評 15年に一度のブーム到来!自転車に乗りたくなる5冊 | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.


日経ビジネスアソシエの書評コーナーの紹介です。アソシエAssocieは、毎月第1,第3火曜日に発売される雑誌です。 今回は2008年05月06日号の紹介です。


自転車がブームだそうです。いいですよね、自転車。自分の力で走る。道の起伏も感じるし、周りの景色もよく見えます。自転車にもっと乗る機会増やしたいな・・・今回本を紹介してくれるのは、TBS報道局デスク兼自転車ツーキニスト(自転車通勤するヒト)の疋田智氏です。氏の自転車を愛する気持ちがヒシヒシ伝わってくる好書評で、どれも読みたくなってしまいました。。。


「自転車で痩せた人」高千穂遥
筆者は、ロードバイクにはまり、自然に毎日50km以上走るようになり体脂肪率1ケタ台をキープしています。その経験を本に綴りました。マンガ版、「じてんしゃ日記」もあります。


「大人のための自転車入門」丹羽隆志、中村博司
自転車インストラクターの丹羽氏と自転車博物館サイクルセンター事務局長が書いた、自転車マニュアルです。幼い頃の自転車乗りの時代を思い出させてくれるそうです。読みたいなぁ。。。


「サクリファイス」近藤史恵
ロードレースを舞台にした大藪春彦賞受賞作品の自転車ミステリーです。サクリファイスとは、ロードレースのとき、一人のエースを優勝させるとき、他の選手は自己犠牲するサクリファイス(犠牲)するとのことです。面白そうです。自転車ミステリーには、これ以外にも「銀輪の覇者」(斎藤純)、「男たちは北へ」(風間一輝)などがあり、傑作が多いそうです。わたし、残念ながらどれも未読です。。。


「自転車少年記」竹内真
2人の少年の自転車を通しての成長を描いた、ど真ん中の直球勝負の成長物語だそうです。うーん、これも読みたいな。


「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」疋田智
自転車界のことを原稿用紙1000枚超にわたって書いた評者の本です。自転車愛にあふれているのでしょうね。


追記
新刊紹介は2冊。
「フライを落とした野手はなぜ空を見あげるのか?」(保科充弘)は、スポーツシーンから会社でのマネジメントを考えるという本です。なぜ空を見あげるかというと、意味のない言い訳を考えていると筆者は言います。
「月曜の朝、ぼくたちは」(井伏洋介)は、大学卒業して7年たった仲間が再会。それによって一人一人に変化が及んでいく。。。若き社会人の心の揺らぎを記した青春小説です。
今号は見開き2ページで、筆者に話を聞くBOOKインタビュー記事がありました。定番になるのでしょうか???取り上げられたのは梅田望夫氏の「ウェブ時代5つの定理 この言葉が未来を切り開く」です。氏は「ウェブ進化論」でもおなじみ。テクノロジーの最先端を走る人々の名言、金言を集めた本です。言葉の力って大きいです。


今号の特集は、「人を動かす話し方 すぐに使えるプロの技」です。目や表情が大事なのと事前の準備もかなり重要です。


その他面白かったのは、私の始末書(社長らが失敗談を語るコーナー)。今回はタマス社長の山田俊策氏。仕事はばりばりやったのですが、傲慢だったため、しばらく干されたことがありました。その経験が綴られています。昔傲慢だったのですが、今は人間性を説いています。その対比が興味深いです。仕事になれてくると態度が大きくなりがちです、傲慢はいけません、謙虚でありたいです(理想)。。。4188

自転車で痩せた人 (生活人新書)/高千穂 遙

大人のための自転車入門/丹羽 隆志

サクリファイス/近藤 史恵

銀輪の覇者 上/斎藤 純

自転車少年記―あの風の中へ (新潮文庫)/竹内 真

それでも自転車に乗り続ける7つの理由/疋田 智


フライを落とした野手はなぜ空を見上げるのか?/保科 充弘

月曜の朝、ぼくたちは/井伏 洋介

ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!/梅田望夫

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