アーサーが教える体のふしぎ26号の内容は、メッセージの伝わり方、自律神経、反射など | 親愛なる人に-読書の薦め

親愛なる人に-読書の薦め

読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.


26表紙

アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2007年8月29日号


アーサーが教える体のふしぎの記事インデックスはこちらです。


25号の記事についてはこちらです 。

25号の付録についてはこちらです。


26号の内容は、
メッセージの伝わり方・・・・・・・252
自律神経・・・・・・・・・・・・・・・・・254
反射・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・256
考える脳・・・・・・・・・・・・・・・・・258
記憶と学習・・・・・・・・・・・・・・・260


メッセージの伝わり方:252-253p
神経を伝わる情報は電気信号で、1000分の4ボルトの強さで、1000分の3秒だけ続きます。この電気信号は神経細胞の外側の細胞膜にそって流れます。電気信号が隣のシナプス(神経細胞の軸索の先と受け手の神経細胞の樹状突起が接した部分)に届くと、電気信号は神経伝達物質に変換され送り手側のシナプス小包から大量に放出され、この化学物質が次の受け手側の細胞に信号を送るのです。シナプスにはシナプス間隙と呼ばれる隙間があります。ここは大変狭く、普通髪の毛の1/1000しかありません。神経の中を電気信号は、100m/秒で進みます。神経の信号は脳に届き体に伝わるまで、0.1秒かかります。鎮静剤はシナプスでの受け手側の受容体をふさぐことで、痛みが脳までいかないようにする薬です。


自律神経:254-255p
意志と関係なく自動的に体の部分をコントロールしている神経網を自律神経。主に脳幹がコントロールしています。楽器などが演奏できるなど、体が覚えるというのは、小脳が自動的にできるようにしています。交感神経は筋肉を活性化させすぐ行動できる体勢を取ることです。また、副交感神経は様々な体の作用をゆっくりさせて体を休ませます。。日照が少ない冬に暗いところで増えるメラトニンが体内で増えすぎて鬱になる病気を季節性情動

障害(SAD)といいます。


反射:256-257p
反射は刺激に対して、すぐさま自動的に起こる体の動作や作用です。乳幼児はおなかが空いたりのどが渇いたり暑かったり寒かったり、すると注意をひいて世話をしてもらうために泣きます。腱反射は、膝を伸ばすセンサーからの信号は脊髄に入り脳に行く前に脊髄からすぐ大腿筋に収縮せよという刺激が伝わります。脳の大脳規定核は、大脳皮質の奥(基底部)にある神経核の集まりで体の姿勢や運動機能の調整をします。パーキンソン病になると大脳基底核のいくつかの化学物質が不足し、筋肉がこわばり異常な動作が起こります。


考える脳:258-259p
表面から2-5mmmの灰白質(かいはくしつ)には、約140億個の神経細胞が6つの層になっています。ブローカー連合野では、言葉の発音などを司っています。聴覚野は耳からの信号を受け取ります。運動野では全身の筋肉に命令を送っています。体勢感覚野は熱さ冷たさ触感などの情報を処理します。視覚野で目からの情報を処理します。匂いの情報は脳の前側にある嗅球を通って脳内のいろいろな部分に伝わります。読み書きを学ぶ能力に障害を起こすことをディスクレシア(自閉症?)と呼びます。神経は脳幹から脊髄につながる部分で左右に交差して体の反対側に行きます。


記憶と学習:260-261p
脳の記憶する場所は、大脳皮質特に前頭葉、側頭葉、海馬などがあります。海馬は、タツノオトシゴに似ている器官で、記憶の一時的な倉庫です。記憶は様々な神経ネットワークに記憶されます。記憶の種類は数秒から数分の短期記憶、何年も死ぬまでずっと覚えている長期記憶があります。海馬が傷つくと新しい記憶ができず、わずか数分前のことでも覚え出せなくなってしまいます。



26号付録 はこちらです

アーサーが教える体のふしぎの記事を一覧できるインデックス はこちらです。


テーマ:アーサーが教えるからだのふしぎ はこちらです・・・


スマイル3  トップへ