③出産レポ 緊急帝王切開
出産レポ続き
33時間もの長い陣痛と闘ったのに、
結局、緊急の帝王切開となってしまいました
院長先生から、緊急帝王切開の説明を聞いた
旦那さんと母
ず~っと、帝王切開だけは避けたいと、
言ってた旦那さんは、とっても不安そう
私も、そうやったけど、
もうね、この痛みから解放されるなら、
もう、なんでもええわってなってました
煮るなり、焼くなり、好きにして下さい。
それにね、やっと、なのちゃんに会えるっていう、
ワクワクした気持ちっ
でも、ここから、手術までの時間が、
とてつもなく長く感じた~
もう、意味のない陣痛が、
これでもかと押し寄せてくるねんもん
なのちゃん、今になって、降りてこようとしてる
って、思ってしまうくらい
さっきまでの痛みより、も~っと痛くて
早く麻酔打ってくれーっ
私を楽にしてくれーっ
ベッドの上で苦しみながら、
旦那さんと母にバイバイして、
手術室へ運ばれる私
この時の私を見送る、
旦那さんの不安そうな顔ったら
そして、照明が煌々と眩しい、手術台に乗せられて、
見事なまでの、真っ裸にされました
そして、院長先生や助産師さん、
何人ものスタッフの人達に囲まれ、
手術開始
「背中に麻酔を打つから、動かないでね~。」
って、横向きにされ、
背中を丸めて足を両手で抱える
「もっと丸めて~。もっとちっちゃくなって~。」
って、言うけど、
10ヶ月のお腹で、この体勢はキツイ・・・
それに、陣痛もまだあるのに、
動かないでって、無茶言うわぁ~
でも、この麻酔がね、
相当気持ち良かった・・・
あれだけ痛かった陣痛の痛みが、見事になくなった
ほほぉ~
こりゃ、天国ですよ、天国
体がふわふわ、雲の上に乗ってる気分
す~っごい楽になって、穏やかな気持ち~
その間に、お腹切られてるけど、
もちろんの事、ずぇ~んずぇん痛み感じないし、
むしろ、本当に心地が良い
この間も、ずーっと、麻酔医師さんが、
「大丈夫やからね~。もうすぐ赤ちゃん出てくるからね~。」
って、私の肩を撫でながら、
声かけしてくれて
気持ち良すぎて、ウトウトしかける私
その時
オギャーオギャーオギャー
「おめでとう~赤ちゃん出たよ~元気な女の子~」
この産声聞いた瞬間、涙が溢れました
自然分娩とは違い、
痛みがない冷静な状態で、産声を聞けたから、
自然と感動して感激して、
号泣してしまいました
すぐに、私の目の前に持ってきてくれて、ご対面
色が白くて、ちっちゃくて、
それはそれは可愛かった・・・
その後すぐ、
旦那さんと母にも見せに行ってくれました
「怖かったよね~もう大丈夫やからね~」
って、麻酔医師さんが涙を拭いてくれて、
もう、安堵感でい~っぱい
去年の5月、ちっちゃい、ちっちゃい受精卵
それが、10ヶ月で、
こんな立派な人間になりました
そして、この世に、
命をもって産まれてきてくれました
陣痛中は、痛さのあまり、
ほんまに頑張ってくれてるん
なんて、疑ってしまったけど、
産まれてきた、なのちゃんは、
頭の先が、とんがってました
下に降りよう、骨盤に入ろうって、
必死で頑張ってくれてたんや・・・
ごめんね、ごめんね
私達夫婦を選んでくれて、ありがとう
無事に産まれてきてくれて、ありがとう、なのはちゃん
手術室から病室に戻ると、
部屋の照明は穏やかなオレンジ色
そして、イルカの画面から、
優しい映像に変わってました
さっきまで不安がってた旦那さんは、
私の顔を見るなり、
「みんな心配してるやろうから、
俺が代わりに、ブログで報告したいねんけど、
やり方って、これで合ってる」
と、私にスマホを渡してきました
すると、見るからに怖そうな、
また別の助産師さんが、
「こら~携帯見な~い
術後は疲れてるから、テレビも付けちゃダメよ~」
えーーー
そして、ドキドキの帝王切開で、
喉がカラッカラの私は、
「しんちゃん、水ちょうだい~」
すると、またその助産師さんが、
「ダメダメ術後は、絶飲絶食よ」
えーーー
でも、意識がもうろうとしてる私は、
まぁいっか~ってな感じで、
速攻、爆睡
また、この睡眠が、相当気持ち良かった
陣痛中、まともに寝れてないし、
痛みから解放されて眠りにつけるって
なんて幸せなの~
でも、この眠りから覚めた時、
麻酔が効いてる、ふわふわ天国から一転
携帯なし、テレビなし、
絶飲絶食で、術後の傷口の痛みに、
苦痛極まりない入院生活が待ってるとは、
思いもよらず・・・
入院編へ、つづく
※コメント欄は、一応あけてるけど、
きっと、また、返信できないと思います・・・
でも、返信なくてもいいよって方は、
コメント残してもらえると嬉しいです