共依存(前編)【外的コントロール】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

選択理論心理学によれば、
健康的に生きていくためには、
自分の欲求を自分で満たすことが
重要であると説明されています。


自ら人と関わり、
自ら能力を育み、
自ら選択し、
自ら楽しみを見つけ、
自ら身体に必要なことをする
ことが求められます。


同じように、
健康的な人間関係を築くためには、
他人の欲求充足の肩代わりを
することがないように
意識することが求められます。


支援的でありながらも、
相手を見守り、
学びの機会を奪うことなく、
本人が自分の欲求を
自分で満たせるよう
心を配ることが求められます。


こうしたことに
心を留めることなく、
他の人に欲求を
満たしてもらおうと
他者に依存的になると
心は不健康な状態に
なっていきます。


また、
このような人に対して
過度に保護的になり、
相手の要求に応え続けていると
その関係も不健康な状態に
なっていきます。


このような状態は、
共依存と呼ばれています。

…つづく

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