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〇広島県竹原市へ行ってきました(その1)

 3日前の2月27日に広島市へ行ったばかりなのに、今度は広島県竹原市へ招かれ、講演に出かけました。27日の講演の反響が大きく、早い人は今日にもわが町の菜の花と夕日を見学に来るという、一報をいただきましたが、残念ながら私が竹原市へ行くため、出会いや案内が叶いませんでした。

 私はこれまでに何度も竹原市へ講演に出かけていますし、知人友人も多いのですが、その殆んどは竹原市忠海がらみの人が多く、忠海公民館の竹本英子さんとは温かい交流を続けているのです。今回も私が講演に行くことを知っていて、メールのやり取りなどで再会を約束したりすることができました。


 今日は久しぶりに竹原市の町並み保存地区を見たくて、早朝5時過ぎに自宅を出ました。早朝のことゆえ松山~今治まで海岸線を走り、今治北インターからしまなみ海道を渡りました。しまなみ海道の大浜サービスエリアでトイレ休憩をして、それは綺麗な朝日を拝むことができました。

 その後尾道~三原まで国道2号線バイパスを走り、三原からはネットで調べた峠越えの県道75号線を走りました。竹原市街に入り、市街にある道の駅たけはらに車を置いて、町並み保存地区を一人散策することにしました。家を出る時は昨日吹き荒れた春一番の余韻が尾を引いて、気温が高めでしたが、道の駅に着いたころには気温がグングン下がって肌寒さを覚えるほどでした。


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(二宮亭のご主人にいただいた町並み保存地区のイラストマップ)

 早朝だったため人影もまばらでしたが、町並みの中ほどの二宮亭のご主人からガイドマップをもらい、概要の説明を受け、教えてもらった見所を、そこここ見て回りました。多分10年も前に忠海公民館へ講演に行った折、町並みを訪ねているのですが、記憶も曖昧で竹原の町並みがこれほど立派だったか?と、あらためて見直した次第です。

 漆喰の美しい松阪亭や吉井亭などを見ながら、見所として教えてもらった高台西方寺横にある普明閣へ行きました。京都清水寺舞台を模して造られたといわれる、素晴らしい建築物でした。舞台から見える竹原の市街もとても落ち着いた雰囲気でした。


 江戸後期の儒学者として活躍した、頼山陽の祖父惟清が紺屋を営んでいた町家など見所がいっぱいで、とても短時間では回れないほどでしたが、残念ながら予定の待ち合わせ時間が近づいたので、後ろ髪を引かれる思いで町並みを後にして、福祉センターへ向かいました。市役所駐車場に車を止めて歩き始めると、講演会に来られた市役所の人と出会い、幸運にも会場まで案内していただきました。

 会議に出席する副市長さんや部長さんもおっつけ見えられ、地域づくり談義に花を咲かせましたが、はてさてどんな流れになるのか、多少不安に駆られながらも大ホールへ案内されました。


  「三日前 広島行った また今度 竹原訪ね 繋がり広く」

  「菜の花と 夕日が見たいと メール来る 残念ながら 私遠出で」

  「昔見た 記憶辿るが 曖昧で マップ片手に 町並み歩く」

  「目が覚めた そんな感じの 待ち歩き 感心しつつ どこかと比較」