パワーハングリー | LIVESTOCK STYLE

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風琴工房詩森ろばのブログです。

稽古もはじまったけど、
演劇とは直接関係ないことを、
いろいろいろいろいろ考えているのに、
ここにまとまったことをきちんと書くことができていない。


たとえば最近「パワーハングリー」っていう本を読んで、
まあ、
読み進めるのがシンドイくらい、
納得のいく本だったんだけど、
そのことをまとめてきちんと書けていない。
大まかに言うと、
脱石炭には原子力がやはり現在ベストの選択
という本です。
但し地震の少ないアメリカの話ですよ。
日本のコトにはそのまま置き換えられない。



「原発が全て止まっても電気は足りる」
って鬼の首でも取ったみたいに
反原発のひとが言っているけど、
立場を同じくするわたしでさえ、
「でもそれは永遠じゃないでしょう」
と言いたくなる。
問題の肝はそこじゃない。
それじゃオシッコ規制が解除された結果
水が無くなって死んでいった
ユーリンタウンの教訓を
地で行くことになっちゃうよ。



いま現在足りるかどうかが問題じゃないのよ。
せっかくもらった猶予期間にどう動くかなのよ。



この本の中で書かれてる
シェールガスをアメリカは輸出規制してたそうですが、
日本政府はその輸出を可能にすべく動いているそうです。
必要な政治批判はもちろんすべきですが、
このことは圧倒的に応援したい。
でもそのガスだってたかだか200年分。



わたしたちは膨大なエネルギーがないと生きていけない
ハラペコの乞食みたいなもの。
自分の食い扶持をどうするかくらい
考えないとなー、
と、
ほんと思ったよ。


あ。


書き始めれば書けるものね。
さぼってないでちゃんとやろう。
発信しないとなにも考えてないのと同じじゃない。
さて。
稽古に行ってきます。