簡易迅速~の婚姻費用,養育費の算定表は,母子家庭の貧困といわゆる「貧困の連鎖」を助長している! | 金沢の弁護士が離婚・女と男と子どもについてあれこれ話すこと

金沢の弁護士が離婚・女と男と子どもについてあれこれ話すこと

石川県金沢市在住・ごくごく普通のマチ弁(街の弁護士)が,日々の仕事の中で離婚,女と男と子どもにまつわるいろんなことを書き綴っていきます。お役立ちの法律情報はもちろんのこと,私自身の趣味に思いっきり入り込んだ記事もつらつらと書いていきます。

1.おっ久~,いやぁ,なんか暑くなってきて,ムシムシっとし始めて,それに連動して脳内がムラムラっとしてしまう人もいればそうじゃない人もいれば,ってなわけで,別に季節に変わりなく,モラモラっとした人がなんかときおりワラワラっとなったりして,ネトネトにまつわりついたりしちゃって,そのうち,ウヨウヨって事態になったりしたら,まぁ,それはそれで,ある意味,私は私の志向性というか方向性を確認できちゃったりして,そのおかげさまで,リアルでは,ピカピカの気障な痩せ我慢をする誇り高い方々ばかりがお越しいただけで,まぁ,嬉しいかも・・・なんて思ったりしなくもない今日このごろ,皆さん,いかがお過ごしですか。ってなわけで,リアルのための虫除けブログで何が悪いとか訳分からないことを,ボソっとつぶやいたりしております。

2.
 ってなわけでくるリンパ。ちょいと雑感風に。
 話が,あっちゃこっちゃしますが,婚姻費用,養育費算定表のお話です。
 
 実務にすっかり定着してしまった「東京・大阪数名裁判官・調査官による私的研究会発表の簡易迅速算定方式(算定表)」が,それ自体は私的な提言でしかなかったものが,あれよあれよという間に全国家裁の実務に浸透し,法律でも最高裁規則でもなんでもない私的研究会の提言があれよあれよという間に,全国を覆い尽くすスタンダードになってしまっておりまして,なんか,2014年7月1日の歴史の汚点になるんじゃないかなって出来事をついついて想起しちゃう流れがすでに司法の世界で先行しておりましたわ!?って話かしら。あらら。この日本の将来は大丈夫なのかと,実は愛国者の私は,がっくりきてしまったり。

2.
日本の将来・・・・。
そりゃ,子どもたちですよ。

子どもたちが夢と希望を育めない社会って,それ,私たち大人が,自分のエゴでもって,私たちの社会を滅び行く共同体にしてるってことじゃないかな。
いわゆる「貧困の連鎖」なんて言葉が言われて久しいように思うけど。
少子高齢化・・・・ってね,安心して子どもを産み育てる環境になければ,そりゃ,個々人の選択として,子ども産みませんよ。
産めよ増やせよ「お国」のため!って言われてもねぇ,結局は,ブラックなお方にこき使われるとか「じっちゃんの名にかけて」ってな思いで,兵隊さんをガンガンと「消費」できる「国柄」に,「とりもろ」とか言われちゃった日には,そりゃ,本当に子を愛する母は,子を産み育むjという選択を拒否しますがな。
そうするとね,どうなるかって言いますと,「お国」のためとか言いながら,株主構成は外資になっちゃって,もはや国なんてどーでもいいよ~っていう「みせかけニッピン企業」の中で外資割合が高まる一方の株主配当と自分の役員報酬のことばっかり考えるお歴々は,「ニッポンの将来は~」とか言いつつ,外国人労働者を大量受け入れして人件費下げまくって,んでもって,この日本の国の次世代がどうなろーが,こきつかわれる外国人労働者がどうなろーが短期的企業業績がUPすりゃ,私的にはいいじゃん!ってなもんで,外国人労働者の大量受け入れに向けて,お政府様に働きかけたりってことをずっと前から続けておるわけですな。

んでもって,「じっちゃんの名にかけて」ってなもんで突っ走るおぼっちゃまくんは,たぶん,そのうち,大多数の国民を貧困に落とし込んで,「ヘータイさんになりゃ社会的にステップアップできるかも?」ってなえさを与えて,国内から「駒」を大量調達できるようにしたりとか(だって,アメリカがそうだもんね),それでも駄目なら,またまたけーだんれーんな方々の思考と歩調を合わせて,外国人労働者・・・じゃなくて傭兵部隊だよってなもんで・・・。はぁ・・・。

私,愛国者ですよ。私にとっての愛国ってのは,子どもたちです。
グローバリズムってのは,愛国を攻撃する言葉ですね。横文字で,しかも,「國際化」ってなイメージに日本国民は弱すぎて,なんかそれが価値的にいいことのようについ思い込んじゃう。
私にいわせりゃ,「グローバリズム=無国籍化=売国」です。
そしてね,このニッポンのお政府さまの「集団安全保障」ってね・・・・・・アメリカのポチに軍事面でも踏み出すのね,この子どもたちの命をアメリカさんに差し出して中東やらアフリカやらで子どもたちの命を捨てて,お偉い方々は,お金だか「じっちゃんの名にかけて」の自己中的な満足を得て喜ぶわけね・・・ってな脳内変換を愛国的にしてしまうわけです。

3.
「くにを愛する」ってどういうこと?
私は,その標準を子どもたちに置きます。

このニッポン,子どもの育成にね,どれだけ公的なお金を使ってます?
先進国で最低レベルですよ。
子どもたちは,次世代を担う「公民」ですよ。
次世代の人材育成にお金をかけず,「貧困の連鎖」なんてことまで言われるようになり,「財政が苦しいから。将来世代に負担を先送りするな」なんて言っちゃって,なんかドアホウなことばっかりに金使い,ホージン税は減税目指して,無国籍のグローバルな企業の経営陣と株主様にはたっぷりメリットを与えて,その下準備にいきなりショーヒゼイが8パーセントだし,高齢者は,「まだまだ働けるよね,シルバー人材だよ」とおだて上げられて,楽隠居の中で人生の智恵を次世代にゆったり教えることもできず,いろんな負担贈に脅かされて,貧困層の高齢者は深夜のコンビニや24時間営業のイーおん系列大型スーパーでレジ打ちするわけですよ。
 「女性の活力が日本経済のこれからの柱だ~」っとかいいつつ,配偶者控除廃止の実質増税で働くママさんを労働市場にどーんと放り込んで,でも,じゃあ賃金水準はどーかっていったらね,まぁ,コキ使われる低賃金労働ですな。言葉それ自体の意味,イメージとその裏の真の動機とか実態とかのギャップがありすぎる表現ってのは,私に言わせれば「モラル・ハラスメント的表現」!
 ニッポン全国でですね,「選挙の洗礼を受けているオレ様だ」~ってなトオルちゃんとかしんちゃんとかがですね,そういう表と裏のギャップが激しすぎる「言葉」を乱発しまくるもんだから,大人は子どもたちに,「正直であれ,誠実であれ」っていう基本道徳を語れなくなるんですよ。語ったってね,この社会がそういう基本道徳に反することを,一般に「ソンケイ」を集めてしかるべき職責の方々が踏みにじってるんですもの。嘘偽り一杯のニッポンの中で育つ次世代の子どもたちは,まぁ,ゴーインに言い切っちゃうと,国家共同田規模でのモラル・ハラスメントの被害者かもね。そりゃ夢も希望も萎えてくわ。
ってなわけで,超過激愛国者は,子どもたちを考えるのです。次世代の公民に対する現世代の大人お責任って,どーいうことなの?
ってなわけで,私は,けっこう,TPP芸人なんて言われた中野剛志さんが好きだったりします。
他方で,まぁ,メイド服姿で,この「ニッポン」に対して,こうあって欲しい姿を絶望せずに情報発信し続ける某サイバー政治団体秘書課勤務のお方も好きだったりします(うわ!? どマイナーかもしれんネタ)。
うーん,右か左か分からない・・・ってね,そや,あなた,弁護士は,「カメレオン」ですから(笑)。
単純に,右だ左だとレッテルを貼って分かった気になる思考枠組み自体を私は拒否します。
人間は複雑なもんです。矛盾いっぱいなものです。
そんな中で,私は,子どもたちを第一に考えたいと思ったりするんですね~。

3.
なんか,脱線しまくって,クルリンパしたはずが,全然,本論に入っていない。

まぁ,無軌道ブログといことで。

象徴的に言いましょう。

「生活保護の最低生活費すら子どもに保障できない簡易迅速~な簡易算定方式(算定表)は,ひたすら高収入の別居親父を甘やかす装置となってしまっている。それが私的論文に依拠したものって,この日本の「法}の歪んだあり方を象徴してるよね。」

上記文章,分かる人には分かる。分かりたくない人は分かることを拒絶するだけ。

なぁ,世の男たちよ。

君が考える「男らしさ」ってなんなのよ?
誇り高くあれよ。
「武士は食わねど高楊枝」

フランクル流に言えばね,
「あなたは,どうありたいと願い,そして,それをどのように態度でもって表現するのか。高貴な精神性を表現するのか,豚になる道を選択するのか?」

不思議なことに,私の男性依頼者は,こういうことをほざきまくる私が,「ほんとうにそれでいいんですか?」と質問してしまう高貴で誇りある痩せ我慢を自らに課して,別れていく妻と子どもを大切に思われている方々が多いです。
私は,そういう方々が私の事務所を,何かしらのご縁で訪れて下さることに,なにかしら「人知を超えた力」のご加護を感じて,それに感謝したい気持ちになります。

当たり前の苦悩や感情の中で,それでもピカピカの気障であろうとした方々・・・私のクライアントであれ,相手方であれ・・・・・
あなた方のその姿は,私の中に息づいています。
この私の過去記事をお読み下さい。
離婚の中で「ピカピカの気障」であった思い浮かぶ方々。誇りを選び取るということ

4.
 私は,元久留米大学の先生の松嶋道夫さんの論考とか,竹下博將弁護士の論考やその他のもろもろを読み,「簡易迅速の利益についての依頼者自身の利益を害しない範囲で,依頼者自身の自己決定の範囲内において」,簡易迅速~な算定表と制度運用論的な立場へと傾きつつある家庭裁判所への働きかけを地道にやっていこうと考えています。
私は,ああだこうだ言いながら,家庭裁判所を愛しています。
裁判官,調停委員,調査官,書記官・・・子どもたちに関わるあなた方への私からの,まぁ,迷惑かもしれない」「愛」を込めて(笑)。
私自身も,トライアル&エラーいっぱいでしょう。
依頼者の現実の生活,彼女と子ども自身の差し迫った利益・・・それに絡みつく制度の問題…私自身の不明,蒙昧,力不足…そんなことに思いをいたしつつ,

私は,

この日本の次世代となる子どもたちのために

思い悩みつつ,私なりにできることを

やりたい。

全国の働くママに思いをいたしつつ
今,私の近くにいル働くママとそのお嬢さんを具体的に思いつつ
時折の消息で頑張っている働くママとその子どもたちのあのころとその後の歩みに思いをいたしつつ

私の心の中には,困難と苦悩に立ち向かってご自身の人生を形作っていった沢山のステキな女性の姿があります。

そして,少数ではありますが,困難と苦悩の中で,ピカピカの気障であろうとした,誇り高き姿を選び取られたステキな男性の方々の姿があります。

彼女と子どもたちの歩み,彼の歩み・・・・
ご縁により,その歩みに一時の同伴者としてたちあわせていただき,その苦悩の中の選択k,態度決定の瞬間を傍観者ながら実体験させていただいたこと。
あなたがたのかけなえのない表現行為・・・・フランクル流に言えば態度価値というやつです。
それを受け取る私は幸いです。
そして,それを受けとった私は,他の方々にお贈りすることで,受け取ったものとしてのつとめを果たしたいと思うのです。

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