私のブログの性格の転換について～社会形成の実験場，表現の自由重視，性善説，原則規制なし。

１．

　私は，2012年7月21日にメッセージボードを変更しました。
　そして，当面，私がこのようにしていこうという「ブログの形」について，以下の記事で簡単に触れました。

「メッセージボード変更のお知らせ～「われわれ」の「願い」のヴィジョンとともに」（2012/7/21）

http://ameblo.jp/shimonaka-law/entry-11308102146.html

それは，従前の私のブログのあり方から大きな転換をしました。

先の記事から簡単に引用しましょう。

☆☆☆

私は，表現について考える中で，私のブログを，社会形成の実験場とする発想を持ちました。

　本質的孤独を抱える人間が複数集まっている。

　参加されている方の移動もある。

　そのような中で，どのような社会を形成していくか。

☆☆☆

　私は，上記の転換でもって，意識的に，「公表の場での自助グループ的ブログ」運営を止めました。
　そして，「①表現の自由を重視し，②一旦性善説に立って規制をほとんどせず，③さまざまな人間の関係性が立ち現れる社会形成の場」としてブログの性格を設定しました。

２．

　この転換は，それまでの私の読者に戸惑いを与えました。

　ある方々は，以前のようになってほしい，匿名コメントを規制してほしいと私への希望を伝えました。

　別の方々は，このコメント状況の中でも，人と人との関係についていろいろな意味を汲み取り，ご自身のＤＶ・モラルハラスメントとの闘いに向けたご自身の立ち位置をいっそう強くされました。

３，
　私は，心穏やかなコメントのやりとりを否定するものではありません。

　かつてこのブログに存在したそのやりとりで多少なりとも力を得たとおっしゃって下さる方々の存在を思います。

　私は私のブログの転換とともに，それらの方々を思って，記事を書き続けました。

　関係性と表現に焦点を当て続けた記事群です。

　コメント欄で心配をおかけしている分，記事をあげていきました。

　そのため，記事を上げるペースが上がりました。

　私のさらに進んだ問題意識から，書きたいことが多くて仕方ない状況にもなりました。

　私の問題意識。それは離婚，夫婦，親子という関係の中から生じる様々な苦悩に思いを馳せ，さらには，人と人との関係性で成り立つこの社会のありようと思い，この国の民主主義のあり方を思い，次世代を思い，人と人との関係性ということをきちんと考えることが根本ではないかという考えです。
　こういった点に思いをはせ，先の
「メッセージボード変更のお知らせ～「われわれ」の「願い」のヴィジョンとともに」（2012/7/21）では，私なりのヴィジョンを示しました。
　関心のある方は全文お読みいただけたらと思います。

４．
　そのような「社会形成の実験場」がどのように推移しているか。
　これは現在進行中でございます。
　そういう観点から，コメント欄の状況を御覧になり，また，参加していただけたらと思います。
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