3年経った今でも消せずにいます。
デジタルアウトなのは分かっちゃいるんですけどね。
Nくんは、時々セットで打ったり、時々酒を呑んだり、そういう仲間のうちの一人でした。
そんなNくんにまつわる話を思い出したので、今日は久々にブログに書こうと思います。
まとまらない長文になる事をお許しください。
もう5~6年くらい前ですかね。
高円寺の麻雀店で、定期的に競技麻雀のルールで練習をやっていた時期がありました。
練習後は、いつものように近所の激安な中華料理屋でワイワイ呑んだり食べたり話したり。
この日もいつものように、練習の後、中華料理屋に6人で行きました。
いつものように色々話が盛り上がって、酒も進みます。
そしてしばらく経った頃、こんな話題に。
「この6人の中で、誰が一番麻雀好きなんだろうね」
「あと、内心は麻雀そこまで好きじゃない人とかもいるかもね」
◯◯さんは大好きだよね~、とか、◯◯さんは麻雀の優先順位低いよね~、などなど。
そこでNくんが私に対しての感想を一言。
「しもでさんって、実はそんなに麻雀好きじゃないですよね?」
否定しようと思ったけど、とりあえずその後のNくんの言葉を聞く事に。
「好きっていうより、麻雀しかする事がない、って感じなんですよね~」
うっ。あながち間違っていないかも。
結構鋭いとこ突いてくるなぁ。
いや、決して麻雀嫌いじゃないですよ。
むしろ好きだと思っているつもりだし。
しかし、私にとって麻雀っていうのは、もはや恋人感覚の「好き」っていう感覚じゃないんですよね。
その点、最高位戦の村上淳プロや坂本大志プロあたりは、永遠に麻雀と熱愛し続けそうなくらい、麻雀ラブが伝わりますね~。
おっと、話が脱線しかけた。
「顔を洗うとか歯を磨くような日常のようなもの」と思っていた時期もありました。
しかし、それもちょっと違うかな、と。
詰まる所、麻雀は私にとって、
「生きていく為の唯一の手段」
だと、今は思っています。
もう麻雀でしか生きるしか道がないんだろうなぁ、という、よく言えば覚悟、悪く言えば諦め、の気持ちでしょうか。
今思えば、そういう私の思いを、Nくんが敏感に感じたのかな。
そんなNくんが居なくなったのは、3年前の、ちょうど今の時期です。
色々敏感だったからこそ、居られなくなったのかな。
もう、今となっては知る由もありません。
来年も再来年も、こうやってNくんを思い出すんでしょうね。
自分が生きているうちは、その繰り返しになるのかな。