私が小学校を卒業し親離れをして上京する際に、母方の祖母から手作りの巾着袋をもらいました。その時は、大事なものを入れなさいとだけ言われていましたが、中学校時代は通帳や印鑑などを入れていた記憶があります。高校時代はテーピングや湿布など体のケアをする為のものを入れていました。大学時代は父方の亡くなった祖父母の写真たてをこの中に入れて、大会の時は常に持ち運びをしていました。

 

 

 

 

社会人になってからは若干良い物を持ちたいというブランド志向の色気がつき、全く使用していなかったのですが、引越しをする際に見つけました。中を見ると、、、

 

 

 

私は今まで、自分の器以上に物事を背負い込んだり、必要以上に頑張って体を壊したり、一人で空回りしたりと、失敗する時は独りよがりのことが多かったように感じていました。転職する際には、そういう点に気をつけようと考えていた矢先に見つかったのが、この言葉です。もらったのは、13年前です。祖母の先見の明というか、私の性格を知って、書いてくれたんだなと思うと鳥肌が立ちました。

 

そして、今の私にとって一番大事なものは「ラバーを貼るためのはさみや接着剤等の道具」です。商品を購入していただいたお客様に、丁寧にラバーを貼ることも私の大きな仕事の1つです。そのセットをこの巾着袋にいれることにしました。毎日のように使う道具なので、巾着袋を開けるたびにこの言葉を見て、自分をコントロールしたいと思います。

 

祖母はまだ元気なので、はやく自立した姿を見せられるように頑張りたいとお思います!!