(速報)「明治日本の産業革命遺産」世界遺産へ | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

今日、ユネスコの諮問機関「イコモス」から
「明治日本の産業革命遺産」を
世界文化遺産へ登録するよう勧告が出ました。


【47NEWS】
明治の産業革命施設、世界遺産へ ユネスコ機関が登録勧告


富士山、富岡製糸場に続き、
国内では3年連続の快挙です。

ネット上でも各社からの
速報ニュースが発表されています。


ちなみに今回の「明治日本の産業革命遺産」は、
「軍艦島」と呼ばれる端島炭坑(長崎市)など
8県にわたる23の施設で構成されます。

富岡製糸場の時がそうだったように、
また観光客などで賑わうことは必至で、
地元の各種「おもてなし戦略」が楽しみです。


さて、何で私がこのことをブログに?


実は、内閣府地方創生推進室の事務所の中に、
所属の名義としては内閣官房なのですが、
「産業遺産の世界遺産登録推進室」という部署があり、
今回の発表に備えて、その部署の皆さんの
並々ならぬ努力と苦労を見聞きしていたからです。


例えば、
ユネスコは所在がパリなので、
勧告の発表が現地時間のワークタイムになると、
日本時間は祝日だったり深夜になったりします。
それをギリギリまで現地と調整を続けつつ、
国内のマスコミと発表の段取りを調整する。


しかも、いつ発表されてもいいように、
ここ数日は24時間体制で待っていたはず。


これも政府に入る第一報を少しでも早く、
マスコミを通じて国民の皆さんに、
そして遺産のある現地にお伝えするため。


本当に頭が下がります。


これをきっかけにして、
登録される文化遺産の適切な保全が進み、
観光客による地域の活性化につながることを
お祈り申し上げます!


写真は遺産のある現地ではありませんが、
長崎の工業地帯の港です。