富山視察 #1 | 義肢装具の技術者から政治を志す!

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所沢市議会議員 島田かずたかのブログ 

西所沢駅を出発して、約4時間、越後湯沢、直江津経由で富山市へ到着しました。


お昼過ぎに、一日目の目的である富山ライトレールの視察へ向かいました。


富山駅北口を降りると、目の前にライトレールの「富山駅北」駅がありました。


地元、所沢にも故郷長野にもない路面電車になんだかワクワクしてきます。



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↑ドイツ製の低床仕様のライトレール。車いすの方も多く利用されているそうです。


城川原駅を降りると、そこに富山ライトレールの本社があります。

今回、応対してくれたのは代表取締役の根塚氏です。


ライトレールができたいきさつから、富山市が掲げるコンパクトシティーの概念などを説明していただきました。


印象的だったのは「団子と串の都市構造」です。

それは、富山市の中核をなす市中心部と周辺市街地を結ぶべく、ライトレールやバスなどの公共機関が結ぶという構想です。


こうすることで、今後、高齢で車の運転が難しくなった方でも、安心して交通期間を利用し、行政サービスが受けられます。

また、外出による閉じこもりも防げます。


そして、合併後、広域となり行政サービスの維持コストがかかる市政を

中心部や核となる町に集約することで、コストの低減にもつながります。


これをそのまま所沢市に応用することはできませんが、「団子と串」のような発想を持って、今後訪れる高齢化社会と車に頼らないまちづくりを進めるアイデアになると思いました。


そして、最後に取締役からの印象的な言葉がありました。

それは、

「情報開示こそが、事業を進めるうえでの一番のカギとなる」

ということです。


大阪・堺市でも富山をモデルとしたライトレールを用いたまちづりを進めようとしたときに、失敗に終わったそうです。


その時の反対派住民の代表が富山を訪れた時、この取締役のように情報開示が徹底されていれば、私たちは反対しなかったと言ったそうです。


堺市でのいきさつは詳しくは、知りませんが、徹底した情報開示の重要性を思い知らされました。


明日は、富山市役所と共生型介護施設を視察してまいります。


●余談 今晩の私の晩ご飯を情報開示します。

富山名物のしょっぱいラーメン「富山ブラック」を食べてきました。


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↑まぜまぜして食べます。本来は白メシと頂くための「おかずラーメン」です。よって、味は濃いです!


味はスープも麺もチャーシューもおいしかったです。

ただ、信州出身(味濃いめ)の吾輩もたじろぐ味の濃さでした。

(隣の若者は、スープをほとんど飲み干しておりました!)