学活や学級・学年便りのネタになりそうな話題を・・・。
「若者の価値観」に関するお話です。
A新聞 3月21日 読者の「声」
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現状に満足する若者に期待 主婦 (川崎市 31歳)
若者が現在の生活に満足しているという調査結果に対し、「豊かな社会で育ったいまの若者にすれば、生きていくのに不自由はないし、政治や社会に関心を持たないために不満も感じないのだろう」という意見があったが(8日)、果たしてそうであろうか。
この結果から読み取れるのはむしろ、今の暮らしにくくなった世の中で、自分が健康で働く場があり、とりあえず食べていける、家族や友人がいる、そういった世間では「当たり前」と言われることに幸せを感じられる若者が増えた、ということではないだろうか。
高度成長期に働き盛りだった方々は、現在の「豊かな社会」を作っただけではなく、現代社会の問題点も生み出してしまったということも自覚して欲しい。
「物質的に豊か」なことよりもっと大切なことがわかる今の若者が震災後の復興を担っていくならば、この国はよりよい国に変わっていくことだろう。
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震災を通して、日本人の価値観・幸せ観に変化が生じているのではないか、
ということをよく耳にします。
「物質的に豊か」なことよりもっと大切なことを考える、ということでしょうか。
このような時代を生きる中学生。
本当に大切なことを問いかける道徳の重要性を思います。