学活や学級・学年便りのネタになりそうな話題を・・・。
「社会生活」に関するお話です。
A新聞 1月12日 読者の「声」
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元気もらった明るいあいさつ 無職 (神奈川県 76歳)
最近、東京で国立劇場へ行くため、地下鉄の「永田町」駅に降りた。トイレを使おうとしたら、「清掃中」の看板が出ていた。
だめかなとのぞいたら、「いらっしゃいませ」と大きな声が聞こえてきた。作業中の女性だった。トイレから出るときも「ありがとうございました」と、再び大きな声が返ってきた。
どちらかというと地味で人から好かれない職場で、あのように明るくて元気のよい振る舞いがどうしたらできるのだろう。ごく自然な行為で職場教育とかマニュアルに従ったものではなく、彼女の身についた行動のように思えた。暗い話題の多い昨年だったが、暮れになって心温まる経験をさせてもらった。
日本には誰かに評価されようというのではなく、自分の仕事のために黙々と努力する人があちこちに大勢いるのではないか。その人たちが暗くてつらい日本の元気を支えてくれているのだと思った。
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明るいあいさつができなくなったお年頃の子どもたちに
響くものがあればと思います。