学活や学級・学年便り」のネタになりそうな話題を・・・。
「社会生活」に関し、こんなお話がありました。
A新聞 平成22年11月17日 読者の「声」より
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薬物の怖さ 早く学校で教えて 無職 (東京都 38歳)
私は「中毒性精神障害」という診断名で現在通院中です。19歳の時、サーファー仲間に勧められ、断れず大麻を吸ってしまいました。当時、私はドラムをやっていて、大麻を吸って音楽を聴くと心地良く、ビート、リズムが鮮明に聴こえました。これが薬物常用へと導き、大麻、覚せい剤、LSDとあらゆる薬物に手を出してしまいました。
昼夜アルバイト漬けの大学生活で疲れ、恋人との別れでついに爆発。上半身裸で街を練り歩き、女性のバッグを引ったくり、パトカーが来て手錠を掛けられました。21歳でした。
その後も精神病院に入退院を繰り返し、両親を泣かせ、友、故郷、将来を失いました。現在も後遺症で通院しています。あの時、捕まってよかったと思います。でなければ、今でも薬物を使用していたかもしれません。薬物は人を天国から地獄へと落とします。
薬物の怖さをもっと早く学校で教えて頂きたい。やってしまったことは取り返しが付きません。社会復帰は容易でありません。重要なことは、そうならないために薬物の怖さを色々な形で広めていくことです。
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「薬物の怖さをもっと早く学校で教えて頂きたい。」
説得力ある投書でした。
学校での薬物防止教育がますます重要になるようです。