「視点を変えれば世界が変わる~ドキュメンタリー監督・作家 森達也」課外授業 NHK | shima-tの 中学校道徳研究

shima-tの 中学校道徳研究

テレビ番組を活用した中学校の道徳授業を提案しています。

道徳の授業に使える番組は?そのワークシートは?

道徳の授業に悩む中学校の先生ぜひご覧ください。

中学・道徳・資料・指導案。

12日放映。今回は、オウム真理教事件等の取材で注目されたドキュメンタリー監督・作家の森達也さん53歳が、母校の富山県高岡市立伏木中学校で授業、テーマは視点を変えてものごとを見ることの大切さ。この番組では珍しい中学校での授業、それも3学年の生徒に、というおお興味深い。ものごとを見ることは、見ていないことでもある、視点を変えれば、視点をずらせば、世界が変わる、と森さん。まず生徒たちに見せたのは、なんとヘビ・ゴキブリ・ムカデ。女子生徒の叫び声~。嫌がらず、じっくり見て欲しい、と森さん。イヤイヤ見ている生徒のうちから、意外にカワイイの声も。そして本題。いやなもの・嫌いなものを見直す、という課題。そのために、嫌いなものを調査する・嫌いな理由を明確にする・嫌いなものの側にたって考える・人の意見を聞く、という4ステップを提示。この流れに沿って、生徒たち、課題に取り組みました。・・・が、嫌いなもの・・・「学校」「先生」「数学」「自分の髪型」「蚊」・・・「特に嫌いなものはない」。森さんのなかなか素晴らしい構想でしたが、中学生の現実的な嫌いなものは、なんか、ちょっと、扱いにくいシロモノだったようです。ですが、それでも課題に取り組んだ生徒たち。見方を変えてみることの大切さ、をそれなりに理解していたようでした。

・番組評価~☆☆☆