24日放映。先ごろ念願のメジャーデューを果たし、初先発で1勝をあげた上原浩治選手34歳。デビューまでの歩みと知られざる素顔を伝える。日本球界で10年、ようやくのFA宣言でメジャー・ボルティモア・オリオールズ入りを果たし、メジャー初戦で見事初勝利を飾った上原選手。ジャイアンツデビュー直後から追ってきたというTV東京アナウンサー・大橋未歩さんには警戒心を解いて見せる本音映像などを織り交ぜ、メジャー初勝利までの歩みを伝えておりました。大阪寝屋川市出身、父の少年野球チームで野球を始めるも、中学校には野球部がなく、高校でも甲子園経験のない2番手ピッチャー。大学進学を目指すも1年の浪人生活。人生で一番苦しかったのがその19歳のときで、このことを忘れないように背番号を19にしたとのこと。そういった自分は反骨心・コンプレックスの塊で、いつも悔しい思いで野球をやってきたという。その上原選手が反骨心から解き放たれ、メジャーで楽しく野球ができている、と明るい笑顔のエンディングでした。ジャイアンツでも気持ちに余裕がなく、エースの自覚はなかったという。確かにいろいろ苦悩があったこれまでの選手生活だったようです。メジャーで伸び伸び楽しく頑張って欲しいです。上原選手の気持ちが伝わる興味深いドキュメンタリーでした。ちょっとお堅いNHKのスポーツ大陸もこういった番組作りを参考にすれば、と思います。
・番組評価~☆☆☆