28日放映。ひところ問題視された「環境ホルモン」問題。最近はあまり報道もされず、もう心配しなくてもいいのではという風潮もあるが、実際のところどうなのか、「環境ホルモン」問題の今を特集。ま、私も気がかりなところなのでありがたい特集です。で、環境省の結論としては、生物への影響が懸念される36物質に対する検証では人体への明確な影響はなかったとのこと。しかし、最近の研究では新事実がいくつも見つかっており、世界では環境ホルモンに関する研究論文が増加している。たとえば、化学物質の影響を受ける微妙なタイミング、影響が現れるのは子や孫の世代?、複合的な影響、などなど。それは調べれば調べるほどわからなくなるのが現実、ということでした。早急な悪影響はないが、わからないことがまだまだ多く、今後の地道な研究が必要で、予防原則(安全が立証されないものは用いない)にもとづく生活が大切、ということでした。「環境ホルモンの現状」に関しては、昨年5月28日NHK教育放映・土曜フォーラム「環境ホルモン問題をどう伝えていきますか」 がありました。その時の内容も思い出した結論でした。
・番組評価~なし