菊芋の健康的効果と薬膳料理

○腎に効く！自然薯と菊芋のポタージュ

自然薯と菊芋をざく切りにしてかぶるくらいの水を入れ、ミキサーで撹拌し、ペーストにします。

鍋に入れ、同量の水でのばし、火にかけます。

焦げやすいので、ヘラで混ぜながら。

和風だし、塩こうじ、薄口醤油で味付け。

豆乳を全体量の1/2ほど加えて煮る。

ほっこり暖か。優しく胃に染み渡る一品。

トッピングには肝腎肺によいクコをトッピング。

山芋
[性味]　甘、平
[帰経]　脾・肺・腎

[効能]    疲労、回復、咳、自汗、口渇、老化防止、体力回復

菊芋

[性味]   平

[帰経]　脾・腎

[効能]  利尿、むくみ、食欲低下、腹張、胃もたれ、腫れ物

豆乳

[性味] 甘/涼
[帰経] 脾胃大腸
[効能] 生津潤燥　清熱解毒　通乳

○健康五目ひじき

ひじき、人参、豚肉、菊芋、椎茸、菜の花

ひじき

[性味] 寒
[帰経] 肝・腎
[効能] 補血、養心、貧血や骨粗鬆症、精神安定

西洋人参

[性味]  甘、平
[帰経]  肺、脾、肺
[効能]  消化不良、目の疲れ、補血、明目

豚肉

[性味] 甘鹹、平
[帰経] 脾、胃、腎
[効能] 空咳、便秘、体力回復、

菊芋

[性味]   平

[帰経]　脾・腎

[効能]  利尿、むくみ、食欲低下、腹張、胃もたれ、腫れ物

しいたけ

[性味]  甘、平
[帰経]  胃、肝
[効能]  気虚、高血圧、がん予防

菜の花

[性味]  辛、温
[帰経]  肝、肺、脾
[効能]  解毒、活血、炎症、おでき、産後の回復

先日購入した健康食材を使った料理です

キクイモは天然のインスリン効果が期待できるそうで糖尿病に効果があると言われています。

中医学的な食材の効果は手元の書物で見かけられないので詳しくはわかりませんが、ネットで見たところ、腎と脾にもよいそうです。芋類は脾に良いものが多いので。

①膵臓機能向上（最も効果がある）

　イヌリンの作用で血糖の上昇が抑えられ、細胞膜のインスリン受容体（細胞内へ糖を吸収するポイント）が機能向上する。さらに、膵臓の機能を高める作用もある。

②肝臓・腸・循環器・副腎の機能向上

　肝臓と腸の機能が高まると血液の質が良くなり、全身の組織・器官の機能が向上する。血液質が向上すると、血管・心臓の負荷が軽くなって、機能が向上する。

③老廃物排泄・血液浄化

　キクイモの作用で腸・肝臓の機能が上がり、老廃物の中和・排泄がスムーズになって、血液がきれいになる。

④アレルギー改善

　アレルギー体質を完全に変えるには、血液を浄化し、腸、肝臓、副腎の機能を上げ、脳幹の機能を安定させることがポイントだ。キクイモはその条件を整えるのに、大きな効果が期待できる。

⑤脂質代謝促進

　脂質は、細胞膜、脳細胞、ホルモンの素材など、重要な栄養素である。リン脂質、コレステロール、EPA、DHA、中性脂肪など、さまざまな脂質がある。必要に応じて、生成、分解、排泄が行われ、常に体内のバランスが保たれている。

　脂質コントロールの主役は、肝臓と脳幹だ。キクイモは、双方の機能を向上させる。

⑥水分代謝改善

　水は、もっとも重要な栄養素だ。身体を構成する組織のすべては、良質な水分が満たされ、スムーズに循環していなければ、たちまち全身の器官が正常に機能できなくなる。

　不足も過剰もあってはならない。

キクイモは、水分の循環と供給を円滑にする働きがある。

⑦便通促進

　キクイモに豊富に含まれているイヌリンは、水溶性食物繊維で大きな分子を形成している。人の腸内には、これを細分化して吸収するための酵素が少ないため、そのまま大腸に移動してぜん動運動を促す効果がある。イヌリンが腸を移動するとき、余分なコレステロール、飽和脂肪、酸化脂質などをくるんで排泄する。腸内クリーニングの役割も果たす。

マクロビ日本CI協会

http://www.ci-kyokai.jp/backnumber/ken-food14.html

キクイモ研究会http://www6.ocn.ne.jp/~kikuimo/what.html

翌朝のアレンジ。

ポタージュのトッピングを青のりと黒ゴマに。

こちらも腎によい食材で、合います♩

烏骨鶏の卵の目玉焼き

[性味]   甘、平

[帰経]　脾、肝、腎

[効能]  滋養、養肝、健脾、補腎、補血、体力回復、肝機能向上

私にぴったり～♩ありがたや。こちらも道の駅でゲットしたよ。