京都でのシンクロ | 色映みほ 幸せな人生をクリエイトするための決断サポートメッセージ

京都でのシンクロ

4日連続の仕事もひと段落し、明日はオフです。で、また土日は仕事。その後はのんびり、ってかんじです。

さて、今回の京都旅行は、直感で行ってみたいところを訪れただけなんですが、終わってみると、訪れた場所にいくつかの共通点があることに気づきました。


一つめは、「生と死」に関わる場所を訪れていたこと。今回一番感動した真如堂では、マンツーマンでいろいろな説明をしていただいたのですが、このお堂は、死後の極楽の世界を具現化したものだとか。確かに、圧巻のモミジやきらびやかなお堂は、この世のものとは思えぬ美しさでした。そして宇治の平等院でも、極楽浄土へ案内してくれる菩薩さまがさまざまな楽器を奏でている姿を拝むことができました。昨年、法然院を訪れたとき、人間が死ぬときには、その行いに応じてさまざまな段階があり、何十人もの菩薩さまが迎えにきてくれる人から、蓮の葉っぱ一枚だけしかお迎えにきてくれない人までいることを知り(笑)、蓮の葉っぱだけ、っていうのはいやだねと、友人と話したのを思い出します。高台寺にはねねのお墓がありますし、近くには龍馬のお墓も。六波羅密寺は六道の辻という、あの世とこの世の境目といわれる場所にありましたし、宇治川は、源氏物語で浮舟という姫が自殺を図った川。なんだか、いかに生き、いかに死すかということを考えさせられたように思います。


そして二つめは、女性を守ってくれる寺院を訪れていたこと。真如堂は、当時女性が参拝するのは許されていなかった時代に、女性にもぜひ参拝してほしいと門戸を開いたお寺で、女性の信仰者が多いとか。あたたかい雰囲気を感じました。高台寺もねねのお寺だし、座禅をした両足院も女性守護をうたっていて、舞妓さんもよくお参りに来るとか。泉湧寺は楊貴妃観音が有名で、これも女性の美しさ、良縁などをサポートしてくれる観音様。なんだかパワーをもらったような気持ちになりましたね。


三つめは、良縁を結ぶ場所を訪れていたこと。下鴨神社などは有名ですが、今回は訪れなかったし、何も意識していなかったのですが、上賀茂神社の本殿の脇に、縁結びの社があったり、友人のおかげで奥のほうに伊勢神宮のご神木があることを教えてもらえて、そこで木に触れたりお願い事をしていたら、突然木戸が開いて、結婚式を挙げたばかりのカップルが石段を降りてきて、花嫁さんに声をかけたり写真を撮ることができたし。そうそう、上賀茂神社の本殿の説明を受けたときにお払いまでしてもらえたんですよ。しかも一番前で!上賀茂神社はほんとにラッキー続きでしたね。他にも、両足院、六波羅蜜寺、泉湧寺の楊貴妃観音も縁結びのお寺でしたし。


パワースポットをめがけていったのならともかく、なんとなく行きたいなと思って行った場所が、必要なパワーをくれる場所だったというのは素敵なシンクロだったなと思います。京都の人との関わりも楽しかったし(緊張することもあったけど!)、自然にもたくさん触れられたし(まさに萌黄色の洪水!)、職人技が感じられる小物やお菓子を買ったり食べたりすることもできたし。


あと、おもしろかったのは、京都では神社の境内などでお水をいただける場所が探せばあって、今回は行きの新幹線に持っていったペットボトルを空にしたあとは、毎日いろいろなところでお水をいただいて、一度もコンビニでお水を買いませんでした!こればかりは、京都人になった気分でうれしくなりました。下御霊神社のお水も、堀野記念館の中庭にある桃の井(お酒づくりに使っていた特別な井戸)の水も、上賀茂神社のお水も甲乙つけがたいほどおいしかったです。こんなお水を日常的に飲める京都の人は幸せだな~、と思いました。お酒もお豆腐もパンもごはんもおいしいのがうなづけます。


そして、昨日の気学講座で、今年一年を通しての恵方は南よりの西で、まさに京都がぴったりあてはまることが判明!ぜひ今年中にもう一度訪れて、今度は吉方だということをちゃんと意識して、今回まわった場所の別の季節の風景や、今回足を伸ばせなかった場所を訪れたいな、と帰る早々またそんな決意をしてしまいました(笑)。

話がつきないので今日はこのへんで。