そしてまた日は昇る

キャベツ1コ 600円 !!

昨日東京にいるお姉ちゃんから聞いた話です。
運送業者がストップしているためにスーパーなどでは商品が品薄で
さらに買いだめしている人たちが多いこともあって
お店の棚にはほとんど物がなかったとか。。
レトルト食品やカップラーメンなど保存がきくものは在庫があるようですが
野菜や生鮮食品、パン、おにぎりなどは
輸送障害がなくなるまでは品薄状態が続きそう。

少し経てば品物がお店に並ぶとはわかっていても
今までお店に行けば商品があふれていて
いつでもなんでも手に入るのが当たり前の生活だったのに
空っぽの商品棚を目の当たりにしてしまうと
不安をあおられてしまうみたい。。。

カナダでは日本でへの支援は輸送困難だから物は送らずに
義援金を送るようにしてくださいと呼びかけられているので
ワタシたちからは食べ物を届けてあげられないのがもどかしい。。
日本にたどり着くのに時間もかかるだろうし・・・

お姉ちゃんたちは節電節水のほかに
千葉の製油所での火災に伴って車を使うのを控え
ガソリンをなるべく使わないようにしているとのこと。
昨日は地震の影響で予定がキャンセルになって家にいた。
一日中TVはどのチャンネルも地震の話しかしていなくて
暇をもてあましているようだったので
気晴らしにと”家で映画でも見れば？”と言ったのですが
地震速報とか携帯の地震警報が鳴りっぱなしで
落ち着かないから映画どころじゃないと言っていた。

地震で難を逃れられても家にこもり
昼も夜も警報音がなるたびにビクつく日々では精神的にやられてしまう。
日本のTV番組は地震速報も表示しつつ地震以外の番組も流せばいいのに・・・。

不安で長い週末を過ごし、今日からお仕事をする方も
引き続き身動きがとれず家で過ごされる方もいると思います。
みなさん地震の情報に耳を傾けつつも、なにか気晴らしになるものを見つけて
少しでも気分を持ち上げてもらいたいと思います。
それは特別な何かではなくて空を見上げるだけでも
不安な気持ちがちょっとは和らぐはずです。

ワタシからはカナダの風景を贈りたいと思います。
先日出かけたときのもので
”気持ちよく晴れた日～”というわけではありませんが
”こういう日もあるよね”と思った日の出来事です。
節電中なのに、電力を介してしか伝えられないのですが。。。

この日は雲が多かったけど、ところどころ青空がのぞいていた。

　訪れたのは
　Burnaby Lake Regional Park
　（バーナビー湖広域公園）

　バーナビー市の中心にある公園で
　12000年前からある湖がある。

バンクーバーにはこうした水辺の公園がたくさんあって憩いの場になっている。

すぐ近くには以前ご紹介したDeer Lake(ディア・レイク) があって
この辺一帯は野生動物の保護地域になっていているので
たくさんの野鳥が集まってくる。

こちらの水辺の定番ともいえる、カモやCanadian geese（カナダ雁）がたくさんいた。
っといっても、以前ご紹介したジョージ・C･ライフェル野鳥保護区
ほどの異様な数はいませんが・・・（笑）

ここで一番テンションがあがったのは、この鳥たちを見たからではなくて・・・

こちらのリスちゃん！

リスといえば、我が家にも頻繁にやってくる巨大リスたちとはいろんな騒動がありましたが・・・
公園にいたのはそれより小柄（?）な種類でかわいらしい～
＊以前UPしたリス騒動アレコレはこちらをどうぞ！

鳥用に誰かが撒いていったエサを独り占めしてご機嫌の様子。

Piper Spit(パイパー・スピット)
細長く岬のようになっているところ。

このあたりは池の底が浅くなっていて水が穏やか。

　気温の低い日だったけど
　公園には大勢のヒトがいた。

鳥たちの巣箱

その後ろにはビル群

　Red-winged Blackbird
　オスの和名はハゴロモガラスだけど
　ムクドリの仲間。

　ぱっと見はカラス。。なんだけど
　よ～くみると羽に鮮やかなオレンジの
　模様がある。

見晴台からの景色。
広大な大自然の先には高層ビルと繁華街の建物も見えてなんとも面白い。

　トレイル（散策道）を歩いてみることにした。

トレイルの入り口にあった看板。
”Walk 'til Your Heart's Content”
（ハートが満足するまで歩こう～）

1km毎に目印の看板が立てられていて
自分がどれだけ歩いたのかわかるようになっている。

　ここのトレイルは
　ウチの旦那様の思い出の地で
　初めてカナダに来たときに
　ホストファミリーが連れてきてくれたのが
　ここだったとのこと。

　普通なら到着当日は長旅で疲れていて
　部屋で休むところなのでしょうが
　旦那は日本からまずシアトル入りして
　数日シアトル観光をしてから
　バスでバンクーバーへやってきたので
　まったく疲れていなかった。
　じゃぁ、散歩にでも行くか～と
　ここのトレイルを散策したとのこと。

このときは日本の地震が起こる前だったので
旦那の思い出話を聞きながら、昔と変わらず今もこの地が存在していて
これから先もこの光景があり続けるのだと思っていた。。。