※注!怪談話(実話)です。心弱い人は読むべからず。。。
みなさん、こんばんわ・・・・。
残暑厳しい、寝苦しい夜に・・・ちょっとヒヤッとするお話を・・・。
あれは確か「Funkaholic」のツアーの時だったと思うんだけど、東京NHKホールを絶好調で終えて楽屋に戻った時に、仲のいいスタッフが深刻な顔してやってきたんだよね。
「シカオちゃんさ、おれの知り合いがシカオちゃんの胸から喉のあたりに、すごい悪い気がたまってるのが見えるから、本当に用心してって言ってんだけど大丈夫??」
「は?てか、今日のおれのステージ見たっしょ??絶好調だし!!全く心配ないよ。ケアーも主治医についてバッチリやってるし!!」
「なら、いいんだけど・・・。そいつ、けっこう見えちゃう系だからさ・・・」
「全然、大丈夫よ、心配すんなって」
そんな会話をしたわけ。
3日後の仙台でのライブ。
それまで絶好調だったのが、リハーサルで突然声がかすれて来て、本番前には話もできないくらいに声が枯れてしまう。
結局、歌にならずライブは延期。(その節は、迷惑をおかけしましたo(_ _*)o)
帰京後すぐに医者に行くも、声帯の破損なら薬でどうにかするが、これは治療の手段はないといわれ、黒豆エキスをもらう。
次のライブは2日後。
どうにも追い詰められたおれはNHKホールの時のことを思い出して、真夜中スタッフに急きょ連絡した。
「この間さ、おれに悪い気がたまってるって言った人と連絡取りたいんだけど。。。。」
「あぁ、あの人たち霊媒師だよ・・・みてもらう??」
そして、いよいよライブの当日、楽屋に3人の霊媒師さんがいろいろ道具を持ってやってきました。
「声が出ないのは、あなたの後ろにいる3人の方が、邪魔をしようとしているからです。そのうちの2人は善良なので、言って聞かせれば何とかなりますが・・・・最後の一人の方は・・・・」
「え??最後の一人は、善良じゃないんですか??」
「あのね・・・生霊なんです・・・・すごい強い念を持っています。あなたの成功や、地位や才能に、ものすごく強く嫉妬しています。これは、手ごわいですね。」
生霊というのは、いま生きている誰かの強い強い思いが、とり憑いてしまうことらしい。
で、結局2日間、お祓いやらなんやらしてもらって、無事に声が出て東京2DAYSこなせたんだけど・・・。
最後、お帰りになる霊媒師さんに、
「生霊って一体どんな人が付いてたんですか??」ってきいたんだよね。
したらさ・・・・
「あなたのお友達でらっしゃいますよ・・・・・・すごく近いところに・・・いますよ。」
って言われた。
生霊ってのは、その本人の性格や意思とは関係ないみたい。
例えば、都会に住む一人暮らしの娘さんを、毎日毎日心配している父親の念が生霊になることも多いらしい。
誰もいない一人暮らしのキッチンを、ふっと誰かがよぎるような気がしたら、そうゆうのが生霊だったりするんですよ。。。。って言ってたよ。