中国での雇用保険【四金制度】 | グローバルライフへの道(仮)

中国での雇用保険【四金制度】

昨日は、以前にうちの会社が主催した勉強会にも参加してくださったTさんが義烏へ買付けに行くのに
上海を経由するということでご連絡をいただいたので、お会いしてきました。

こうやって思い出してくれると嬉しいですよね。



さて、中国でスタッフを雇う場合、手取りの給料以外に、雇用保険がかかります。
いわゆる「4金(正しくは5金)」と言われ、日本の年金制度や保険制度と似ているものです。

【4金】
・養老保険
・医療保険
・失業保険
・生育保険
・損害保険

*実際には5種類ありますが・・・





この計算方法を確認していたので、防備録です。



従業員保険について以下簡単に日本語に訳したものなので、ちょっと微妙に言葉が変かもしれません。。。


(計算方法)
まず基本的に上海地域の平均月給額(毎年4月頃に政府関連部門が発表するもの。)に基づき、
保険の納める基数の最低限と最高限を決定。
続いて、その基数に48%掛けて保険総額を算出。
そのうち会社負担分は37%、個人負担11%。



例えば6000元収入の従業員を例とした場合。

1 2011年4月1日発表された平均月給額:3896元。
今年4月1日に改めて発表される予定ですので、変動の可能性があります。

2 保険基数最低限:3896元×60%=2338元。
     保険基数最高限:3896元*300%=11688元。

3 仮に従業員の収入は1500元でも、基数は2338元にしなければいけない。
      逆に20000元の収入であっても基数は11688元で問題ありません。

4 会社負担分:6000元*37%=2220元
(そのうち養老保険22%、医療保険12%、失業保険2%、生育保険0.5%、損害保険0.5%)

5 個人負担分:6000元*11%=660元
(そのうち養老保険8%、医療保険2%、失業保険1%、生育保険0.5%、損害保険0.5%)



参考元: 上海労働保障局







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