③ の続き。小数点以下が付いてますね。
番外編にするには及ばない、それほど重要な話が始まります――――
いつしか、モヤモヤスポットを探す旅が忘れ去られた感も否めなく
なってきました。
しかも、椎名は「ドクターペッパー」を探す旅へとスライドしてしまう始末
(最近、無性に飲みたくてしょうがなかったんだよねぇー)
ちょうど水筒もカラになったし、飲み物調達したい―――――
というわけで、北総線「矢切」駅前の某スーパーへ。
残念なことに、ドクターペッパーはなかったんだけど、サイダー缶と
揚げパン(余った食パンの耳に砂糖をまぶして揚げたやつ)を購入
すると、こんなトコロでモヤったものを見つけてしまった
ドーーーーン
どうさ、これ。スーパーの中庭みたいなトコにあった。
休憩所を兼ねた、お子様の遊び場。
どうして、こんな像があるわけ┐( ̄ヘ ̄)┌
(コンデジ・銀仁朗で撮影)
後ろに写ってしまった、店員さんが商品積んでガラガラ押すヤツ(仮名)が
ここがスーパーだという確固たる証拠。
さて、この後の足取り(予定)は…
江戸川を挟んで柴又とその対岸、矢切にはかの有名な
矢切の渡しがあります。
きっと5時くらいまで運航しているだろうから、それに乗って
柴又まで戻って来よう―――――
そういう心づもりでいたのです。
スーパーを出た時、もう4時くらいだったかな。
江戸川を目指し、モクモクと歩き続けます。
駅前を離れると、そこは住宅街。
住宅街特有のカクカクした道を曲がって曲がって―――――
出てみれば、山の中。
うおぉーーーい、山があるんかいっ( °д°)
ビックリしたですよ、もうっ
出て来た道に、ちょうど案内板があったので確認。
もうちょっと上の方へ行くと、野菊の墓があるんだとか…
(なんなのか椎名は知らんのですが)
まぁ、そんなの見てる余裕なんてこの時の2人にはなく、
江戸川の土手へ出る道をチェックです。
なんとかいう川を超えると、ようやく土手らしい。
この時はもう4時半になるかどうかくらい。
30分あれば間に合うはず
また、ひたすら歩き続けます。
山から下りると、そこは畑がいっぱい。
何の田畑なのかは分かりませんが。
それから住宅もちらほら……。
西洋のお城チックなお宅に、ビックリ(☆。☆)
煙突があったんですよ絶対、暖炉があるよねーと決めつける2人。
いわゆる農道を突っ切り、なんとか間に合いそうε=(。・д・。)
それもこれも、必死に歩き続けた成果だ。
だって、ほとんど口きいてなかったし(笑)
写真がまったく出てこないのも、同じ理由。
撮る余裕なんてなかったし。
ようやく写真を撮れたのは、江戸川の土手に着いた時でした
この写真だけはクリックして大きくしてご覧いただきたい(`・ω・´)
まっすぐ延びる道を通って来たのです
この道のずーーっと向こうに山が写ってますね
その山の向こうから延々歩いて来たわけですよ
椎名もかわちゃんもビックリするしかなかった( ̄□ ̄;)!!
よく歩いたよねぇ~、スゴいよねぇ~。
って。
そして、急ぎ足で矢切の渡しへ急ぐ。
あまりに急いでいたからか、地面にレンズを向けたまま知らないうちに
シャッターを切っていたという1枚です(笑)
到着~~~~っo(^▽^)o
5時前でした。
記念に撮ったこちら
名曲「矢切の渡し」を歌われた、細川たかしさん寄贈の石碑です。
♪連れて~逃げてよぉ~♪チャカチャンチャンッ
(コンデジ・銀仁朗で撮影)
西日が強いぜ……
ほんと、眩しいってば(*_*)
あとは渡しに乗って対岸へ渡るだけですから、椎名とかわちゃんは
余裕が出てき、口数も増える。
「やっと、東京に帰れる~~~~」
ところが、そんな甘いモンじゃあなかった……
まだ誰も終わりを告げてはいなかったのですっ
周りにいた、他のお客さんが気付いた…
(コンデジ・銀仁朗で撮影)
この張り紙に―――――――
……orz
(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)
うっそぉ~~~~~~
シンジラレナ~~~イ
なにこの展開は
あと10分そこら間に合わなかっただけ…(/TДT)/
この後、また口数が減ったのは言うまでもありません(笑)
ほぼ、呆然とし、ベンチに腰を下ろしてここまで食べるのを我慢していた
某スーパーで購入した揚げパンに手をつけ出しました。
あーあ…o(;△;)o
でも、美味しかった…(笑)
再び、この後の足取りを練り直します
1番の最短距離は、土手を沿って金町まで出るコース
もう1つの、土手に沿って国府台まで戻るコースと比べ、距離としては
短いのですが、金町コースは川を渡らなければいけない――――
さぁ、どっちを取る
どういうことかと言いますと、まだ最終便が残ってたんです
キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
たとえるなら、代打満塁サヨナラHRかっ(☆。☆)
居合わせたオジサンに、「舟、来たよ」だかなんだったか、声を
かけられた時は、一瞬耳を疑いましたが
(その証拠に、なんて言われたのかイマイチ記憶が)
あ
「渡りに船」ってこーゆーことなのっ(賢い子アピール)
船頭のおじさん、かっこよく撮れてるでしょ
本当にありがとうございました、と感謝でいっぱいですo(^▽^)o
だって、ヘタすりゃあ帰るのにもっと時間がかかってたカモなんだから…
乗ってからは、これまでの振り返りをしてました
(コンデジ・銀仁朗で撮影)
乗れて本当に良かったよねぇ…
すぐ出発せずに、あそこで揚げパン食ってて本当によかったよねぇ
(コンデジ・銀仁朗で撮影)
などなど、そんな話をしていたわけです
感慨深かったなー
しかも、風が気持ちいいのさ……
(コンデジ・銀仁朗で撮影)
そんなこんなで、対岸の船着場に着きました。
東京の土を踏むことができましたо(ж>▽<)y ☆
いやぁ~、どうなるかと思った
最後の最後まで裏切らない椎名とかわちゃんです(笑)
さぁ、旅もいよいよ大詰め。
本家・モヤモヤさまぁ~ずもやってきた、あの街です(‐^▽^‐)
レポ最終回へ続く――――――――