芳村思風一語一会  vol.2856
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人間の魅力をつくるものとは 3
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高さや深さは個人的努力で作れるが、実力をともなった人間の大きさは、人間関係修羅場をくぐり抜けて出来る。

対立を乗り越える。
対立とは違いがもたらすものである。
生まれてから後の体験・経験・知識・情報・解釈・出会いの違いによって生まれます。
自分に無い、何かを持っているから対立する。

成長を目的とした人生を送るのであれば、それを通して成長させる力がわいて来る。
成長を目的としての人生なら、自分に無いものをもらえる相手と付き合い学び取る。
つまり、成長する為に自分に無いものを教えてくれる現象が対立である。

対立を乗り越える。
これ迄は、乗り越える為に説得したり、妥協したり、こびへつらったり、逃げたり、争ったり
そうしたことで問題解決をした。
しかし、それはけして問題解決にはならない。

競争から統合の時代に入っています。
生き方の転換として、対立の現象を変えていくことです。

対立は、勝ち負けの対象ではない。
相手を倒すエネルギーでなく、自分自身を成長させる為のエネルギーとすべきです。

対立とは、学び取らなければならない相手が誰かを教えてくれるものである。

成長発展の原理とは、力を合わせて共に成長することである。
統合とはパートナーシップであり未来を乗り越える原理です。
敵としてみたら、人間関係の修復は出来ない。
どのような目で見るか目を鍛え、目を磨くことが大切である。
愛とは学ぼうとする”目”である。

器の大きさから人間の大きさを作る作業が始まる。

器とは、どのような人のことに対しても、その人を正しく理解する能力と人間性である。

器作りの根本が対立の考え方である。

器の大きさが作れると、度量・包容力・統率力の大きさを作るところで
人間の大きさは完結する。






「感性論哲学 原理原則集1」




 やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・




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・3月22日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
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18:30~20:30 草津
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・4月1日(土)東京思風塾
13:00~19:00 品川
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