常識

☆☆☆☆☆☆
千古の教場を去るべきとき
☆☆☆☆☆☆
物質文明から脱物質文明、そして精神文明へ。
資本主義経済から、脱資本主義経済、そして人格主義経済へ。
これからは経済活動を通して、人間性を成長させる時代。
いのちを輝かせるような生き方を人類全体として考えていかなければならない。
多くの先進国で過剰福祉が労働意欲をそぎ、人間性の成長を阻害している。
能力主義、成果主義の限界がきている。

西洋では、能力のある人や経済的成功者をすばらしいとするが、
東洋では、『人間的にどうあるか』で評価する。
経済活動を通して人間的に成長するとは、東洋の道の思想。
商売を商道まで高めていく。

倫理道徳宗教を活かすということは、2千年前の精神から抜け出せないということであり、心理的閉塞感や終末感を生み出す。
釈迦から学びキリストから学ばなければならない。
倫理道徳は大切であるけれども、それ以上の新しい文化文明を創造していくためには、
常識で考える、のではなく、
常識「を」考えることが大切。

古いものを大切にしながら、それを乗り越えていく。
「千古の教場、去るべきときが来ている」

無我・無欲・無心をめざすことは、人間を人間として評価していない。
我はなくならないし、欲もなくならない。
なくしてはならないのだ。
人間らしく生きるとは、108つの煩悩をいかし切ること。
神や仏のようにならなくてもいい。

古い教えは、『欲』を否定し抑圧する。
『欲』を生かし切ってこそ人間らしい生き方。
『小欲』を『大欲』に成長させていく。
足るを知るから、より高度な足るを知るへ。
小我→有我→無我→大我へ進化させる。

倫理道徳、宗教を否定するのではない。
倫理道徳、お釈迦さま、キリストさまを乗り越えて
新しいものを作り出して行くときが来ている。

倫理道徳から学び、釈迦やキリストから学び、
それを超えて、未来に向かって新しい時代を創造する哲学を作る。


やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・




●芳村思風先生の勉強会
26年1月8日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
参加費:2,000円

※第6期育成講座
26年2月スタート参加者募集中


※お問合せは・・・
思風庵哲学研究所

.