内山は大河ドラマ「武蔵」や「竜馬がゆく」に出演しただけに時代劇はお手のもの。平均17.6%の好視聴率を叩き出した前シリーズ以上の数字が期待されている。
「内山は2年前に大河ドラマ『武蔵』とキムタク主演の『GOOD LUCK!!』に同時に出演しました。同時期に初主演映画『卒業』も公開されたのに、なぜかブレークできなかった。それだけに今回は必死です」(テレビ雑誌記者)
来月17日には故・野沢尚の原作・脚本の主演映画「深紅」(東映)が公開される。最近はバラエティーにも登場。ちなみに9月には「恋のから騒ぎ」「Goro’s Bar」「ナイナイサイズ!」「マシューTV」に出演する。
81年、神奈川県南足柄市で生まれた。共働きの父母と3つ下の妹の4人家族。
小学生の頃は貧血気味で給食が完食出来ないほど食が細かった。南足柄市立足柄台中学に40分歩いて通学し、テニス部で汗を流すようになってから体力が大幅にアップしたという。
97年、神奈川県立小田原城東高校1年の夏休み最後の日、自宅で昼寝中に芸能プロのスカウトがやって来た。
「瀬戸朝香を育てた事務所が内山の美少女ぶりを聞きつけて訪問したそうです。“瀬戸以上のスターになれる”と口説かれてその気になった」(女性誌記者)
翌年4月、単身で上京して都内の高校に転校した。リクルート「フロムA」でCMデビュー。98年夏ドラマ「美少女H」で女優としてのスタートを切った。同年10月「なにさまっ!」で初めて連ドラにレギュラー出演、その後、NHKの朝ドラ「すずらん」などにも出演した。最近では今年6月の、都会を捨て農業を始めるOLを好演したドラマ「プロポーズ」が話題になった。
「超がつくほど責任感が強いタイプです。2年前に実父が亡くなる前は仕事と看病で寝る時間もないのに、内山は関係者に家族のことは一切明かさず仕事を続けた。極度の疲労で2度倒れ、それでも仕事をやり遂げて周囲を驚かせました」(芸能ライター)
恋愛のウワサがなぜか出ない。
「相手がいたのは4年前です。ラジオの共演がきっかけで加藤晴彦と親密になった。それも1年もたずに破局しましたが」