早々と離婚後の“初仕事”が決まった。7月末に「サイバーエージェント」の藤田晋社長(32)と離婚したばかりの奥菜恵(26)が10月の連続ドラマ「今夜ひとりのベッドで」(TBS)に“3番手”として出演する。

 2年ぶりの連ドラ出演になる奥菜は結婚式で婚約者に逃げられ、主演の本木雅弘に不倫を仕掛ける女性を演じる。

「奥菜がTBSから出演依頼を受けたのは離婚の直後でした。離婚原因として不倫がウワサされていただけに断ると思われていましたが、奥菜は二つ返事でOKしたそうです。奥菜にとっては離婚後の初仕事として話題になればプラスだし、実際に主演の本木と瀬戸朝香よりも注目されている。離婚をうまく仕事に結び付けました」(事情通)

 藤田社長と結婚するまでの奥菜はいまいちパッとしない女優だった。ドラマ出演しても脇役が多く、99年に主演したドラマ「天国のKiss」(テレビ朝日)は平均視聴率7.8%とふるわず、ホラー映画やマイナーな舞台の仕事がメーンだった。

 その一方で、話題になるのは“ハレンチ写真”流出騒動やギタリストとの交際といったスキャンダルばかりでイメージダウンの連続だった。

 しかし、藤田社長との“セレブ婚”、離婚を経て“再出発”のムードづくりに成功している。今後の奥菜は連ドラ以外にも10月から舞台「胎内」への出演が決まっていて、「これからは“女優”として生きます!」とヤル気をみせている。

 したたかな女になった奥菜に乞うご期待。