私は子育ての話をする時に臨機応変という事をよく話しています。
臨機応変にアイデアが出る親になってもらいたいと思っています。
臨機応変とはその時、その場面での変化に対して適切な処置が出来る事です。
例えば、子育てで子供に振り回されている状態は臨機応変になっていません。
子育てが自分の手の中でうまく回せたら臨機応変になっています。
子供は自然ですから刻々と変化もしますし、成長もします。
好き嫌いも変化します。
いつも同じ手が通じる訳ではありません。
ぐずる時もあります。
手に負えない時もあります。
例えば、教室の中でもぐずり出す時があります。
そんな時に私なら
何か気分を変える手だてや
スイッチを切り換える手だてを考えます。
これが出来ない時は
授業が子供に振り回されてしまいます。
全くコントロール不可能になってしまっては
授業が成り立たなくなってしまいます。
だから、そうならないように私は講師として
スイッチを切り替えるゲームにしたり
遊びの要素の多い取り組みに変えたり、
時には、感情的にならず、演技で強い口調で叱ってみたり
とその時その場にあった臨機応変の処置がとれるように
自然となってきました。
子育ては
子供に振り回されないようにしなければなりません。
うまく、こちらの手の平で回すのです。
ご主人はうまく手の平で動かせても
子供には振り回わされている
お母様方もたくさんいらっしゃるように思います。
それだけ、子育ては冷静さを失うものなのかも知れません。
相手は手強いです。
だからこそ
親の心の修業になるものなんです。
親の成長を促してくれるものなんです。
子育てで臨機応変の対処を学びましょう。