私たちの教室でおこなっているさまざまなイベント。
「楽しそう」に見えるだけのイベントもそれぞれに深い意味があります。
レッスンで行っていることとレッスン外でのお話そしてさまざまな勉強会やイベント、すべてがリンクしての「人間教育」を私たちは行っています。
お仕事などでイベントにもなかなかご参加いただけない方々にも、そのエッセンスをレッスンの中でお伝えすることで、コアなぶぶんを共有していただけたら、との思いで、私達の教室の先生、CANONせんせいこと岡田先生がレッスン後、パパやママにお話いただきました。
ご紹介いたします。
リッツカールトンでのお食事会と、政治家の方のお話という、まったく違うように見える催しから、共通のインスピレーションを頂きました。
リッツカールトンの会を始めるきっかけとなった植松社長は、野生のルイボスティーを、商売のためではなく、日本をよくしようという媒介になれば、と考えていらっしゃったところ、なんば教室のオーナー夫婦である杉本先生たちに出会い、「志を持つ方々をつなげるための会」へと発展させることができました。
政治家の石川さんは、日本をよくするためには教育改革、「強い人」をつくるということに力を入れて活動しておられます。
(強い人、というのはいわゆる勝ち組負け組のような感覚ではなく、精神の強い人。真に強い人は弱い人を助けることができる)
そのために、インターンシップの学生を育て、社会人として人の役に立てる人材を送り出すことにとりくんでいらっしゃいます。
金曜日のの講演でも、「あなたの原点はなんですか」と問うことをまず最初に
なさっていました。
石川さん曰く、「原点」がわかれば「大局観」がわかる。
つまり、自分というものがわかると、何をしていけばよいのかがわかる、
ということです。
ちなみに石川さんの原点は小さい頃、建設業を営んでいらしたお父様の部下たちのひざにのり楽しそうな大人に囲まれ、「守られている幸せ感」を感じてすごしておられた日々だそうです。
なるほど、と思う中で、パーティーでの歓談のなかで植松社長がお話してくださった、福山雅治さんのお話が思い出されました。
あるテレビ番組で福山さんはアナウンサーの方から、
「あなたはなぜそんなにモテるんですか?」
と聞かれたとき、福山さんは、
「あなたがこれだけは誰にも負けない、というものはありますか?」
と質問を返したそうです。
アナウンサーが
「ぼくはハマグリなら誰にも負けない」
と答えると、福山さんは、
「じゃあ、あなたは、どうやったらハマグリを美味しく食べられるかをみんなに教えてあげなさい。そうすればモテますよ」
とおっしゃったそうです。
また、福山さんは1000万円くらいするギターを持っていらっしゃるらしいのですが、高いギターそのものの価値が大切なのではなく、あつかう人が聴いてくれる人のためにどのような音を奏でるかが大切なのだというお話もされていました。
植松社長が野生のルイボスティーを使ってなさっていること、石川さんが哲学的な投げかけをもってなさっていること、そして福山雅治さんの活動や考え方に共通するのは「何をしている」ということではなく、「どのような志を持っているのか」ということを軸にしていらっしゃるのだと思いました。
私たちの教室でも、常々、これからの子ども達には、「これだけは」という強みを早いうちに見つけて、それを伸ばして世の中のお役に立って欲しい、とお伝えしています。
しかし、「これだけは」さえ分かればよいのではなく、どのような志をもってそれを行うか、そしてその先に「それをどう使うか」までを、皆が幸せになる方向へ伸ばしていくことをしていくと、子育ての「本当の意味」に帰ることができるのだと思います。
さらには、「自分の軸を失って」いる、と言われる(「原点」の質問を難しいと感じる、ということはそういうことなのではと思います)今の多くの大人、親自身が、今からでも「自分とは?」を探し、自分の大局観を見つけようと努力する姿を見せることこそが家庭教育であり、それを見た子ども達は自然と「自分の得意ってなんだろう」「それをどのように社会で活かそうか」と自ら考えるのではないかと思います。
なんば教室では、色々な角度からのイベントを行いますが、どれからもこのように私達親自身の人生、そして子育てに直結する学びを得られます。
Canon先生はこのようなお話をレッスン後にパパやママたちにしてくださいました。
イベントに参加できなかった方も、ブログを通じてぜひこのようなことを感じる機会をおもちください
さてさて今週木曜日は私がもう一人の父と慕う守屋武先生による「数秘学セミナー」を行います。
子育てのこと、現在の世界の状況、子育てのこと、人生のこと、大変深いお話をお聞きすることができます。
守屋先生は今をときめく大預言者松原照子さんと30年ほど前にタッグを組み、松原さんのビジョンに現れた大天災を、私財3000万円を投入して止めた方です。
彼は100パーセント、人のため、世の中のため、という思いで活動を続けていらっしゃいます。
私も一参加者として先生のお話を聞きますので、読者の皆さんもぜひご参加ください。
また、来週は月曜日、金曜日、とわたしが皆様にお話しする会があります。
ぜひ足をお運びくださいませ。
月曜日は教室のママたちへの育児やその他の悩みについてのグループ相談会となります。
金曜日は、私に初めて会う方を中心に、皆様と出会う会として私がお話をさせていただきたいと思います。
通室生外の方々を対象とした会ですので、ぜひご参加ください。