0歳児の働きかけについて①
赤ちゃんの脳は、使うことで成長します。
使えば使うほど、その部分の働きが良くなり、
質の高いものに育っていくのです。
脳は、まず環境に合った感覚回路を作り、
次に運動回路を作っていきます。
そして、この二つの回路間を密に連絡し、
よく機能する働きを作り上げていくのです。
ということは、誕生に近い時期に、
脳が受けた情報の質と量に左右されるということです。
赤ちゃんが生まれた環境に言葉が豊富にあれば、
言葉は必要なものとして、
自然に身に付いていきます。
反対に、言葉がなければ、
言葉のない赤ちゃんに育ってしまいます。
これは、言葉だけでなく、音感の能力も、
数の能力もしかりなのです。
ですから、赤ちゃんは理解を求めず、
生まれたその日から豊かに働きかけ、
たくさんの良い刺激を与えてあげましょう。