今日は「オアシス(Oasis)」の00年発表、4th「スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ(Standing on the Shoulder of Giants)」を聴きました。

僕が持っているのは、06年発売の紙ジャケット(リマスターなし)、ボートラ1曲付。

オアシス4-1
(ジャケット表)
英国盤ジャケットを再現。

オアシス4-2
(ジャケット裏)

オアシス4-3
(ジャケット表裏)
N.Y.マンハッタンの摩天楼の写真。ワールドトレードセンターのツインタワーも背後に見えます。

オアシス4-4
(ジャケット内側)

オアシス4-5

オアシス4-6
(内袋表裏)

「オアシス」は、ノエル(ギター&ボーカル)とリアム(ボーカル)のギャラガー兄弟を中心とした5人組。
09年代に解散するまで、イギリスの国民的ロック・バンドとして君臨しました。

このアルバムは、4作目(全英1位・全米24位)。
デビュー以来契約していたクリエイション・レコーズが倒産し、新たに自ら立ち上げたレーベル、ビッグ・ブラザーからのリリース。
また、前年にボーンヘッド(ギター)とギグジー(ベース)が脱退し、新たにゲム・アーチャー(ギター)とアンディ・ベル(ベース)が加入しましたが、レコーディングには参加していないようです。

1曲目「ファッキン・イン・ザ・ブッシーズ(Fuckin' In The Bushes)」は、以降ライヴで登場する際のSEとして使われるインスト・ナンバー。ワイト島フェスティバルから歓声をサンプリング。
2曲目「ゴー・レット・イット・アウト!(Go Let It Out)」は、全英1位。ドクター・ジョンの「I Walk on Gilded Splinters」のドラム音をサンプリング。メロトロンやギター音等がサイケデリックなイメージ。
3曲目「フー・フィールズ・ラヴ?(Who Feels Love?)」は、全英4位。逆回転のようなギター音が入り、中期ビートルズの影響が感じられる曲。
5曲目「リトル・ジェームス(Little James)」は、初のリアムによる作詞作曲。ジェームスとは、リアムと当時結婚していたパッツィ・ケンジットの連れ子(父親はシンプル・マインズのジム・カー)の名前。
7曲目「ホエア・ディド・イット・オール・ゴー・ロング?(Where Did It All Go Wrong?)」は、ノエルのボーカル。うねるようなサウンドに、ボーカルとギターが絡む曲。
8曲目「サンデー・モーニング・コール(Sunday Morning Call)」は、全英4位。これも、ノエルのボーカル。この曲は琴線に触れる感じで良いですね。
9曲目「アイ・キャン・シー・ライアー(I Can See A Liar)」は、従来路線のストレートな曲。やっぱり、オアシスはこんな感じの曲が合っていますね。
10曲目「ロール・イット・オーヴァー(Roll It Over)」も、従来のオアシスに近いイメージの曲。

レーベルやメンバーが交代し、変革期にある作品。
中盤まではオアシスらしさが後退し、終盤になってようやく従来の路線をイメージさせる曲が並んでいます。
したがって、アルバムの売り上げも確か一番低く、何となく影が薄い作品だと思います。

Youtubeで「ゴー・レット・イット・アウト!(Go Let It Out)」のPV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。



同じくYoutubeの「フー・フィールズ・ラヴ?(Who Feels Love?)」のPV映像です。



同じくYoutubeの「サンデー・モーニング・コール(Sunday Morning Call)」のPV映像です。



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