投資家との付き合い方
「やりたいことはあるのに、お金がない。
だれか、資金をなんとかしてくれないかしら」
なんて思っている個人事業主の人は多いと思います。
あるいは、「資金があれば、いつか独立したい」なんて虫のいいことを考えている人も、案外少なくないようです。
でも、「投資家」というのはどんな人で、いったい、どこに行ったら出会えるのでしょう?
■投資家と投機家の違い
社長の時間をつくる株式会社代表の普川真如さんによると、投資家には「エンジェル投資家」と「ベンチャー投資家」があるという説明でした。
エンジェル投資家は、創業時であったり、会社設立の早い時期に、「応援する」ことを目的として投資をする人。
ベンチャー投資家は、多くは金融機関などを通じて、スピードをもって利益が出る企業に投資をすることが目的なので「利益」が優先するということ。
英語では株の取引きについて、「インベストメント」「トレーディング」「スペキュレーション」と3つの単語があります。
辞書を引くと、次のように書いてあります。
・インベストメント(investment)= 投資
・トレーディング(trading)= 取引
・スペキュレーション(specuration)= 投機
一般的に、「インベスター」と名乗る人は、株を売る前提ではなく、株式投資を通じて会社とともに成長をしようと考える人だそうです。
一方、「トレーダー」は株価が安いところで買って、上がったら売る。つまり、最初から売ることを前提にして株を購入します。
「スペキュレーター」は、リスクを覚悟で短期的な売買により利益を得ようとするもので、「先物取引き」なども含まれます。
このシリーズは、2016年にエンジェルスインクが開催した「女性起業家セミナー」での、
社長の時間をつくる株式会社 代表取締役 普川真如様のお話をご了解をとったうえで文章化したものです。