今日はクライアントに赴くのに、もろに通勤ラッシュの時間帯になるため、約束の時間より1時間以上前に家を出た。
私は普段自宅で仕事をしていることが中心なので、通勤ラッシュの経験が乏しい。
その昔、鎌倉から秋葉原まで通っていたこともあったけれど、それはそれはつらくて、過敏性大腸炎になるは、グリーン車に乗るわ、苦手とか弱いとかを通りこして、ほぼ全くダメに近い。
そんなことも思い出して、今朝は6時半に家を出たのだ。
7時くらいならまださほどは混んではいないし、女性専用車両があるということだった。
まさしく、最後尾の車両は女性専用車両で、満員ではなかったが、2割ほどの人が立っていた。
ちょっと驚いたことは、思った以上に子供がいたことだ。 どの子供も、たちのよさそうな制服を着ているので、きっと名門学校に違いない。
それにしても、こんなに小さな小学生たちが、こんな朝から、電車を乗り継ぎながら通学しているという事実。
私が初めて、ひとりで電車に乗ったのは中学生になってからだ。それも、電車に乗るまでは叔母に見送られ、着いた駅には母が迎えに来てくれていたから、ただ電車に乗っていただけだ。それでも、30分ほどの乗車時間がなんと長く、心細かったことか。
そんなことを思い出した。
この子たちの親は、心配ではないのかしら。
座席で、ランドセルを抱えてぐったりと眠る子供の姿を知っているのかしら。
それでも、満員のラッシュではないから、まだよいのかもしれないけれど。
そういえば、私がグリーン車に逃避していたときにも、グリーン車で通学している小学生はいたから、いまに始まったことではないか。
それにしてもすごいなあと、満員電車恐怖症の私は思ってしまう。

さて、途中まではそこそこのすき具合だったが、乗り換え駅ではやおら人が増えた。下りなのになあ。