書きかけで、タイムアウトしたため、タイトルに関係ないブログに終わってしまったので、
続きです。

数日前、私は久々に資料を探しに、ブックオフ(渋谷)に行ったわけです。

ブックオフというのは、ご存知のように、古書を買い取りしているのですが、
その地域によって、並んでいる本が違うのが特徴でもあります。
渋谷のブックオフは、面積はそこそこ広いけれど、
正直

ロクな本がない


のです。

もっとも、「いらない本」として出すわけですから、
ロクな本があるほうがおかしいわけですが、
「ここに並んだら、著者としてはオシマイだな」
なんてことを思ったりもしてしまいます。

以前、福島県の「たもかく 」を訪問したことがあるのですが、
ここでは、古本と、森林の土地とを交換するシステムで
脚光を浴びました。

でも、実際、集まってくる本はロクでもない本がやたら多くて、
一番多かったのは、郷ひろみさんの「ダディー」であったということは以前(かなり以前)
ブログでも書いたように思います。

(「ダディ」は「たもかく」の断熱材として、壁材として使われたとのこと)

そもそもベストセラーなんていうのはそんな運命にあるのかもしれませんが。

まあ、なかにはロクな本も若干あり、
私の場合は、「資料」として、多少古くても知りたいことが書いてあればいいし、
ダメな本はダメな本として参考になるので、
ゴミはゴミとして意味も意義もあるわけなのですが、
それでも、ダメ本の持つマイナスエネルギーで、人生が暗くなってしまったわけです。

まったく自分勝手ですみません。


しかし。

やはり、一般の書店は素晴らしいと、いつもいつも感心するのです。

書店によって、センスというか、品揃えに特徴があり、
その心配りとか、店としての意気込みというようなものが伝わるところは嬉しくなり、
帰るときには、すっかり、プラスエナジーがチャージできる。

ということで、
先日は、大塚のあおい書店でしたが、
なかなか気持ちのよい本が並んでおりました。

マニアックな小さな出版社の本でも、内容がよさそうな本が平積みになっていたり、
そういう「ちょっとした発見」があるのが書店のよいところです。

ということで、

勝間さんの本と、香山さんの本と、広野さんの本は立ち読みして、
結局のところ、
「聖★おにいさん」を買って帰った私ですが(笑)

その他、買ってきた本の一部で、
これは!というものは・・・

マネーハンドラー ロックフェラーの完全支配 【アグリスーティカル(食糧・医薬)】編 (超知ライ.../ウィリアム・イングドール
¥1,680
Amazon.co.jp

これね、タイトルは絶対に、

「世界の食を支配する、悪魔の農業戦略」

とでもしたほうがいいと思うんだけど。

すごく分厚くて、1600円というのはお買い得。

っていう話じゃなくて。

「911がアメリカの陰謀だ」という話と同じくらい、信憑性がありそうな、なさそうな、
でも、さもありなん話。

遺伝子組み換え植物が、化学兵器や農薬製造企業によって開発されている理由とか、
種苗の特許によって、自由に作れる農作物がなくなる恐怖とか、
農業に感心がある人には読んでほしいかも。

というような分厚い本は、ぱぱっと立ち読みして、お買い求めです。

その他、いろいろ。大人買いしましたが、

書店で本を選ぶというのは、
新聞の欄外広告を見る、

というのと同じくらい、アナログの重要性を感じるひとときなのです。


ちなみに、

私は、青山ブックセンターや、渋谷ロゴスに行くと、溶けます(いい意味で)


ブックオフは(私が知る限りでは) 駒沢大学近辺の店が、結構よい本が並んでいた記憶があります。
やはり、大学みたいなところのそばでは、話題の本や、参考書などが揃っているようですので。